ビンテージ/グループ勘定の減価償却

ビンテージ/グループ勘定科目を減価償却して、特定の期間の収益に対する、ビンテージ/グループ勘定科目の資産の原価として記録します。ビンテージ/グループ勘定科目を減価償却する場合、その勘定科目に含まれる資産の資産減価償却範囲 (ADR) 帳簿を減価償却します。LN は資産減価償却範囲 (ADR) 帳簿における各資産の減価償却を計算し、勘定科目用にメンテナンスされている年初来合計の累計額に、資産の減価償却を追加します。ビンテージ/グループ勘定科目に属する資産は個別にではなく、この勘定科目の一部として減価償却を行います。

ビンテージまたはグループ勘定科目を減価償却するとき、LN が減価償却を計算する必要がある期間および年をユーザが指示します。LN は、ビンテージ/グループ勘定科目に設定されている頻度を使用して、ビンテージ/グループ勘定科目が指定された期間内で減価償却の対象となるかどうかを決定し、次にその勘定科目の減価償却方法を使用して減価償却を計算します。

ビンテージ/グループ勘定科目を減価償却する場合、LN はグループ内の各資産について減価償却を計算して、得られた金額を加算してその勘定科目の合計額を計算します。勘定科目に対して減価償却が実行されるたびに、LN によりその勘定科目の年初来の累計、および減価償却累計額が更新されます。LN によりその資産減価償却範囲 (ADR) 帳簿の資産も更新され、処理された各資産ごとに取引が作成されます。

注意

ビンテージ/グループ勘定科目の資産は減価償却の中断の対象とはなりません。LN は、その期間が通常の資産では中断される場合でも、指定されたすべての期間に対して減価償却を計算します。