期間の使用

会計期間タイプ

次の 3 つの会計期間があります。

  • 会計
    会計要求に準拠した公式会計期間。すべての会計取引は、この会計期間の割当に従って入力します。会計期間は、特定の期間中にどの取引が作成されたかを示します。会計期間の定義は必須です。
  • レポート
    会計期間以外の会計年度の 1 期間。レポート期間は、勘定元帳および財務諸表からのレポートに使用できます。レポート期間は、グループ会社パラメータ (tfgld0101s000) セッションのレポート期間チェックボックスがオンの場合にのみ定義できます。レポート期間の定義はオプションです。
  • 税金
    会計取引の税額を組み込むことのできる会計期間。会計取引の税額を税金分析に計上する必要のある税金期間を定義する必要があります。税金期間の定義はオプションです。

ある会社が 1 月 1 日時点で、ある持株会社の傘下にあるとします。この会社は、会計期間として 4 週間の期間を定義しています。税務当局は、税額を月ごとに清算するように要求します。一方、持株会社はレポート期間として 3 週間の期間を使用します。この場合、期間は次のように定義されます。

会計期間開始日レポート期間開始日税金期間開始日
101-01101-01101-01
229-01222-01201-02
325-02312-02301-03
425-03405-03401-04
522-04526-03501-05
620-05617-04601-06
717-06708-05701-07
815-07829-05801-08
912-08920-06901-09
1009-091011-071001-10
1107-101101-081101-11
1204-111222-081201-12
1302-121312-09
1403-10
1524-10
1614-11
1705-12
1826-12

 

6 月 26 日に行われる取引は、次の期間に含まれます。

  • 会計期間 7: 会社自体
  • レポート期間 9: 親会社
  • 税金期間 6: 税務当局
会計期間状況

会計期間には次の状況があります。

  • オープン
    この期間に取引を入力できます。
  • クローズ
    この期間はクローズされています。ただし、この場合でも期間状況をオープンに変更すれば、その期間の最終取引を作成できます。
  • 本締め
    期間のクローズ (tfgld1206m000) セッションで期間がクローズされています。この期間に取引を入力することはできません。期間に本締め状況を割り当てることができるのは、以前の期間が本締め状況である場合のみです。期間状況は、状況が本締めのときは変更できません。

各期間タイプの状況は、期間状況 (tfgld0107m000) セッションで表示および変更できます。

期間をオープンクローズ、および本締めに個別設定できるのは、取引のタイプが次のいずれかに該当する場合です。

買掛金: 買掛金取引

売掛金: 売掛金取引

現預金管理: 現預金管理取引

INT: 統合取引ログ

GLD: 総勘定元帳取引

会計期間の設定

会計期間を設定するには

  1. グループ会社パラメータ (tfgld0101s000) セッションで、次の期間パラメータを定義します。

    • レポート期間
    • 会計期間数
    • レポート期間数
    • 課税期間数
    • 期間セパレータ
  2. 期間 (tfgld0105m000) セッションで、期間を定義します。次を指定できます。

    • 訂正内容の転記に使用する会計期間
    • 期間の開始日
  3. 会計年度別終了日 (tfgld0106s000) セッションで、会計年度の最終期間の終了日を設定します。
  4. 期間状況 (tfgld0107m000) セッションで、各期間に必要な期間状況を設定します。
会計期間のクローズ

会計期間をクローズするには

  1. 期間をクローズする年度を示します。
  2. 期間をクローズするモジュールを選択します。
  3. 本締めチェックボックスをオンにして、期間状況を本締めに設定します。
  4. 財務会社の範囲を指定します。
  5. 適切なチェックボックスをオンにして、クローズする期間を指定します。
  6. 期間のクローズボタンをクリックします。

    総勘定元帳の期間をクローズする前に、次のモジュールの期間をクローズする必要があります。

    • 買掛金
    • 売掛金
    • 現預金管理
注意
  • レポート期間タイプとレポート範囲を指定できるのは、グループ会社パラメータ (tfgld0501m000) セッションのレポート期間チェックボックスがオンの場合に限られます。
  • 統合の期間を閉じると、クローズ期間について新規取引を統合テーブルに挿入することはできません。
  • このセッションを実行する前に、ファイナライズ実行番号 (tfgld1609m000) セッションで、関連する期間のバッチをすべてクローズする必要があります。
クローズ期間

クローズ期間に取引を作成することはできません。ただし、状況がクローズの期間を期間状況 (tfgld0107m000) セッションで再度オープンできます。

状況が本締めの期間を再度オープンすることはできません。

重要

すべての定期請求書が転記されたときだけ、期間を本締めすることができます。

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