カラムレイアウト (tffst0111m000)

セッションの目的:  選択した財務諸表レイアウトカラムレイアウトの定義とメンテナンスを行います。

 

レイアウトタイプ
開始レイアウト
財務諸表レイアウトによって、財務諸表の全体的な表示方法が指定されます。このレイアウトには、余白、カラムと勘定科目のヘッダデータ、ヘッダとフッタのテキストなどが含まれます。このデータを使用して、財務諸表を作成します。選択したレイアウトコードに対応するパラメータに基づいて、財務諸表データの整列が行われます。
財務諸表カラム
財務諸表の開始位置を定義するカラム数
カラム位置
財務諸表ページの特定カラムの位置
出力フォーマット
財務諸表の出力フォーマットにより、カラムと行の交差位置に財務諸表の値をどのように表示するかが決まります。

出力フォーマットはマニュアルで入力することも、一般単位別フォーマット (ttaad1107m000) セッションで定義済みの 3 桁コードのフォーマットを 「%A」 の後に付けて使用することもできます。

財務諸表のページは、財務諸表カラムと財務諸表用元帳勘定 (行) で構成されます。このフィールドに、カラムと行の交差位置 (座標) に値をどのような形式で表示するかを指定します。

+---------------------------------------+
||
|カラムカラム|
||||
||||
|----x-----------------x------>|
||||
||||
||||
|----x-----------------x------>|
||||
||||
|vv|
||
+---------------------------------------+

 

x = 値の出力フォーマットを指定する座標

出力フォーマットをマニュアルで入力する場合は、次の記号を使用できます。

  • 9
    個々の数字について 1 桁を予約します。位置に有意な値がない場合は、「0」 (ゼロ) を出力します。
  • Z
    個々の数字について 1 桁を予約します。この位置に有意な値がない場合は、スペースを出力します。小数点や桁区切り文字の前後の両方で使用できます。
  • v
    単独で使用する場合は、意味はありません。「D」 または小数点と組み合わせた場合のみ、「V」 の位置に小数点が挿入されます。
  • D
    データディクショナリに定義された符号用に 1 桁を予約します。「D」 と 「V」 を組み合わせて使用し、小数点が 「V」 の位置に挿入されます。
  • T
    データディクショナリに指定された 3 桁ごとの区切り記号用に 1 桁を予約します。
  • -
    この符号がフォーマット文字列の最初、または最後の文字である場合は、負の値の左端または右端に負の符号 (-) が付けられます。正の値の場合は、スペースが付けられます。文字列の負の符号が最初または最後以外の位置にある場合は、符号は 「Z」 と同じ値をとります。

例 1

  出力フォーマット  値  表記
  0.12  .12
  ZZZTZZZVD99- 12 12.00
  -12345.12 12,345.12-

 

例 2

  出力フォーマット  値  表記
   
  ZZ9VD99- 0.12 0.12
   

 

注意

ここで定義した出力フォーマットの結果をプレビューする場合は、矢印ボタンをクリックします。これによって出力フォーマットのテスト (tffst0801m000) セッションが開始されます。

カラムヘッダ配置
このフィールドでは、財務諸表にカラムヘッダテキストを表示するフォーマットを指定します。
注意

のフィールドが使用できるのは、財務諸表レイアウト (tffst0610m000) セッションのカラムヘッダライン数フィールドに 「1」、「2」、または 「3」 の値を入力した場合のみです。

マイナス記号を出力しない
このチェックボックスがオンの場合、 LN はマイナスの値にマイナス記号を付けずに出力します。

 

財務諸表レイアウトの出力
財務諸表レイアウトの出力 (tffst0410m000) セッションを開始します。
再採番
財務諸表カラムのすべてのフィールドの値を変更します。
増加
財務諸表カラムフィールドの値に 1 を加算します。
減少
財務諸表カラムフィールドの値から 1 を減算します。