資産分配 (tffam1520m000)

セッションの目的:  資産の所在および分配情報をメンテナンスします。資産を追加する場合、1 つ以上の分配ラインを登録します。セッションは各資産の物理的所在を指定します。またこのセッションには、減価償却がこの資産に対して実行される場合に各ラインに対して計算する必要のある適用可能な減価償却数量または原価の割合も示されます。総勘定元帳との統合は、このセッションの配賦元フィールドから管理されます。

合計数量以上の資産を分配できません。数量ゼロ以下の個別ラインを分配できません。したがって、資産の合計数量が 1 の場合、1 つの分配ラインを使用して、割合原価または数量別に分配できます。

割合または数量別に新規資産を分配できます。割合別に分配する場合、LN は割合を使用して減価償却を実行中に減価償却額を計算します。数量で分配する場合は、当該所在にある資産の数量を示す整数を各ラインに入力します。LN により、保管された数量が自動的に割合に変換されます。減価償却の実行時には、これらの割合を使用して勘定科目ごとの原価が計算されます。

 

所在
所在は、資産の物理的な場所を定義します。所在は最大 8 つまでのセグメントによって構成され、それぞれその資産の正確な場所を定義します。
記述
資産に対するセグメントコードの記述
分配数量
指定した所在分配された資産の数量および減価償却費の勘定科目
資産番号
資産番号および資産拡張により、選択した会社の資産を一意に識別することができます。
資産拡張
資産番号および資産拡張により、選択した会社の資産を一意に識別することができます。
資産拡張
ロジスティック取引または会計取引を実行する作業環境。すべての取引データは、特定の会社のデータベースに保存されます。

管理するデータのタイプによって、次の会社に分けられます。

  • ロジスティック会社
  • 財務会社
  • ロジスティック会社であり財務会社でもある会社

複数サイト構造では、各種データベーステーブルの内いくつかを特定の会社専用として、それ以外のデータベーステーブルを他の会社と共有することができます。

配賦元
勘定科目の分配を統合体系別または取引スケジュール別に修正します。

デフォルト

統合体系

統合体系を選択した場合、勘定科目は 1 つだけになります。詳細情報は、資産勘定詳細 (tffam1126s000) セッションで確認することができます。必要な数だけ分配ラインに対する統合体系を追加すると、デフォルトにすることができます。

取引スケジュールを選択した場合は、取引テンプレート (tfgld0512m000) セッションでスケジュールコードを持つレコードを作成します。1 つの勘定科目ではなく、複数の勘定科目に分配することができます。

資産の所在を定義する最大 8 個のコンポーネントのうちの 1 つ
記述
セグメント記述
数量または割合による資産の分配
参照
分配ラインが表示する短いメモを追加できます。