デフォルト帳簿 (tffam0110m000)

セッションの目的:  デフォルト帳簿のリストを設定し、固定資産管理パラメータ (tffam0100s000) セッションを通して会社の会社帳簿関係を作成します。これらの帳簿は、この会社用に作成された資産すべてのデータ入力デフォルトとして機能します。帳簿を会社と関連付けるときに、以下を指定します。

  • 会社にこの帳簿が必須かどうか。デフォルトはデフォルト転記簿。
  • この帳簿には追加転記が可能かどうか。

帳簿の取引は、総勘定元帳 モジュールに転記されます。既存の固定資産管理パラメータの既存の会社帳簿関係も表示または修正できます。デフォルト帳簿 (tffam0110m000) セッションに入力される帳簿は、自動的に入力された資産すべてにリンクされます。

資産を入力するとき、固定資産 モジュールはこのセッションの資産帳簿関係を作成します。リスト内の 1 冊の帳簿のみが ADR 帳簿になります。1 冊の帳簿のみが、総勘定元帳 モジュールに仕訳を作成できます。どちらの場合でも、これらの帳簿は必須とマークする必要があります。ユーザが [必須] チェックボックスをオンにした場合、資産帳簿関係は削除できません。

1 冊の帳簿のみが一括総勘定元帳の転記簿になりますが、総勘定元帳入力を作成できる追加転記簿を定義できます。これらの追加転記は異なる元帳勘定上で作成されます。

必須とマークされていない帳簿が新規資産レコード上にデータ入力デフォルトとして表示されますが、それは削除できます。まだ資産計上されていない既存の資産の資産レコードから削除することもできます。デフォルトの既存資産帳簿リストから帳簿を削除する場合、既存の資産レコード帳簿関係に残りますが、新規レコード上のデータ入力デフォルトとしては使用されません。固定資産 モジュール内の既存の資産すべてに必須帳簿を追加するには、固定資産管理パラメータ (tffam0100s000) セッションを使用します。LN は同じタイプの既存帳簿の値をコピーします。これは、帳簿を資産に追加 (tffam0210m000) セッションで行います。

固定資産管理パラメータ (tffam0100s000) セッションで [デフォルト帳簿] ボタンを選択して、このセッションにアクセスします。

注意

このセッションで帳簿を保存すると、帳簿を資産に追加 (tffam0210m000) セッションが開始されます。資産帳簿作成処理の完了後、その特定の帳簿は非保留帳簿としてマークされます。完了前にこの処理を停止すると、帳簿が必須帳簿でも保存されません。

 

資産帳簿
資産に関連付けられた帳簿を識別します。帳簿コードにより、資産に使用される帳簿を定義し、取引データを記録することができます。各資産には少なくとも 1 つの資産 ‐ 帳簿関係が必要です。
資産帳簿
コードの記述またはコード名
帳簿タイプ
帳簿のタイプを表示します。
必須帳簿
帳簿が現在の会社のすべての資産に対して必須かどうかを指定します。

このチェックボックスがオンの場合、この帳簿を会社の資産帳簿関係から削除することはできません。転記簿および ADR 帳簿を使用するには、このチェックボックスをオンにする必要があります。

このチェックボックスがオフの場合、帳簿を入力した資産から削除できます。転記簿および ADR 帳簿を使用するには、このチェックボックスをオフにできません。

総勘定元帳への減価償却転記可能
このチェックボックスがオンの場合、追加転記が指定した帳簿に対して行われます。これは、商業推測特別、および、法定帳簿にのみ適用されます。