支払権限 (tfcmg1100m000)

セッションの目的:  支払処理および口座引落処理をユーザに許可します。

支払バッチおよび口座引落バッチの承認をユーザに許可することができます。

以下については、支払可能限度額または差額限度額の承認を設定できます。

  • 非請求書関連の支払 (たとえば、スタンディングオーダ)
  • 銀行費用
  • 支払差額

ユーザと取引先の組合せごとに、支払限度額および任意払金額を指定することができます。銀行費用の限度額および支払差額は、個々の請求書に適用されます。

ユーザごとに許可されている支払可能限度額を指定することも、差額限度額の承認チェックボックスをオンにすることもできます。

 

権限データ
ユーザ
支払の承認を許可されているユーザ
権限データ
支払先取引先別限度額
ユーザが承認を許可されている、支払先取引先に対する支払限度額
通貨
財務会社の現地通貨
任意払の差額限度額の承認
このチェックボックスがオンの場合、ユーザは任意払を行う権限を付与されています。

任意払には次の支払タイプがあります。

このチェックボックスがオフの場合、任意払の限度額を指定することができます。

任意払の限度額
ユーザに許可されている任意払の支払可能限度額
銀行費用の差額限度額の承認
このチェックボックスがオンの場合、ユーザは銀行費用取引を作成する権限を付与されています。

このチェックボックスがオフの場合、銀行費用の限度額を指定することができます。

銀行費用の限度額
ユーザが銀行費用取引を作成することの可能な、請求書あたりの支払可能限度額
支払差額の差額限度額の承認
このチェックボックスがオンの場合、ユーザは支払差額取引を作成する権限を付与されています。

このチェックボックスがオフの場合、支払差額の限度額を指定することができます。

支払差額の最高額 (+)
ユーザが支払差額取引を作成することの可能な、請求書あたりのプラスの支払可能限度額
支払差額の最高額 (-)
ユーザが支払差額取引を作成することの可能な、請求書あたりのマイナスの支払可能限度額
支払人 ID
支払ファイルを作成し、これを管理しているユーザを識別するコード

支払人 ID は、ユーザと銀行との契約で指定されます。北欧用銀行ファイルでは、支払人 ID が必須です。

1 つの銀行口座に対して多数の従業員が操作を実行できることから、支払ファイルにはその支払ファイルを作成した個人のオペレータ ID が含まれている必要があります。一般に、会社の CEO は口座を使用する従業員とは無関係に、会社のすべての口座に使用できるオペレータ ID を所有します。

関連トピック

支払
支払のユーザの種類
必要に応じて通常ユーザまたはスーパユーザを選択します。
支払バッチ承認
ユーザの権限レベル

適切なレベルを選択します。

  • 権限なし
  • 自己のバッチに権限
  • 他のバッチに権限
  • すべてのバッチに権限
注意

このフィールドが使用できるのは、現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000) セッションで支払バッチ承認が選択されている場合だけです。

支払バッチ承認金額
ユーザの権限で承認できる限度額
注意

このフィールドが使用できるのは、現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000) セッションで支払バッチ承認が選択されている場合だけです。

口座引落
口座引落のユーザの種類
必要に応じて通常ユーザまたはスーパユーザを選択します。
口座引落バッチ承認
ユーザの権限レベル

適切なレベルを選択します。

  • 権限なし
  • 自己のバッチに権限
  • 他のバッチに権限
  • すべてのバッチに権限
注意

このフィールドが使用できるのは、現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000) セッションで口座引落バッチ承認が選択されている場合だけです。

口座引落バッチ承認金額
ユーザの権限で承認できる限度額
注意

このフィールドが使用できるのは、現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000) セッションで口座引落バッチ承認が選択されている場合だけです。

支払差額許容範囲
請求差額の予定下限 (%)
請求額の割合として表された、許容される下限の支払差額

LN で許容される支払差額の下限の割合を入力します。この割合は、必ず請求差額の予定下限フィールドに入力されている金額とともに考慮する必要があります。これらの金額が基準に合わない場合、LN では下限の払差額にデフォルト値を使用しません。

請求差額の予定上限 (%)
請求額の割合として表された、許容される上限の支払差額

LN が許容する支払差額の上限割合を入力します。この割合は、必ず請求差額の予定上限フィールドに入力されている金額とともに考慮する必要があります。これらの金額が基準に合わない場合、LN では上限の支払差額にデフォルト値を使用しません。

請求差額の予定下限
許容される下限の支払差額

LN が許容する下限の支払差額を入力します。この割合は、必ず請求差額の予定下限 (%)フィールドに定義されている金額とともに考慮する必要があります。これらの金額が基準に合わない場合、LN では下限の払差額にデフォルト値を使用しません。

請求差額の予定上限
許容される上限の支払差額

LN が許容する上限の支払差額を入力します。この割合は、必ず請求差額の予定上限 (%)フィールドに定義されている金額とともに考慮する必要があります。これらの金額が基準に合わない場合、LN では上限の支払差額にデフォルト値を使用しません。