外注請求書 (tfacp3160s000)

セッションの目的:  購買請求書入力 (tfacp2600m000) セッションで定義済の請求書データに外注指定明細をさらに追加できるように、LN でリストされた外注請求書をメンテナンスします。

外注請求書は外注先から送られてきます。外注先には税金および社会保障費の支払に対する最終責任に関わる規制が適用されます。

外注請求書は、購買請求書入力 (tfacp2600m000) セッションで外注チェックボックスをオンにすることによって識別されます。

セッションの目的:  合計請求額の分割を表示します。次のように分割されます。

  • 賃金部分
  • ブロック口座へ振替済の金額
  • 税務当局に直接支払済の金額
  • 担当 IAB に直接支払済の金額

後の 3 種の金額は変更可能です。請求書にオーダ番号をリンクすることも可能です。

 

請求書
請求書 ID の取引タイプコード
請求書
伝票番号 (請求書 ID の一部)

この番号に選択済の取引タイプコードを組み合わせて、固有の請求書番号を作成します。

外注先
請求元取引先を入力してください。

指定可能な値

  • 請求元取引先 (tccom4122s000) セッションの外注フィールドで選択されている請求元取引先を選択します。
  • 請求元取引先は外注先 (tfacp3110s000) セッションでメンテナンスする必要があります。
請求額
請求額通貨。この通貨は、購買請求書入力 (tfacp2600m000) セッションで定義されます。
請求額
選択済外注先からの請求書に対して、購買請求書入力 (tfacp2600m000) セッションを使用して記録された金額。この請求書金額には、税額および発生しうる延滞金利が含まれています。
賃金部分
協定額が表示される通貨
賃金部分
この請求書に対して支払われる労務費
賃金部分 (請求通貨)
請求通貨で支払われる労務費
送金合意
送金合意を選択してください。購買オーダライン (tdpur4101m000) セッションで、送金合意を外注の購買オーダにリンクする必要があります。

指定可能な値

外注先フィールドに入力した外注先の送金合意を定義します。送金合意 (tfacp3130s000) セッションでは、1 つの外注先に対していくつかの送金合意を定義できます。

送金合意は複数の購買オーダに使用できますが、単一の購買オーダに複数の送金合意が適用されることはありません。

オーダ
請求書に関連づけられた購買オーダの番号

購買オーダは取引先による商品またはサービスの供給に対するオーダです。

注意

コードを入力しない場合は、購買請求書入力 (tfacp2600m000) セッションまたは購買請求書の照合/承認 (tfacp2107m000) セッションで請求書を承認する際に、LN によってオーダ番号が入力されます。

開始日
請求書が適用される期間の開始日
終了日
請求書が適用される期間の終了日
時間数
送金合意 (tfacp3530m000) セッションで定義された期間内に外注先が消費した時間数

デフォルト

LN では、プロジェクトパッケージで外注先に対して記録した開始日と終了日、および購買オーダ当りの時間に基づいて、消費時間数を計算します。

賃金部分 (請求通貨)
労務費。このコストは請求書金額を上回ることはできません。

このコストが送金合意に入力された賃金部分の金額を上回る場合は、警告が表示されます。

ブロック口座への金額 (請求通貨)
ブロック済銀行口座に振替済の金額。メインの契約者は、所得税および社会保障負担金支払に充てる金額をこの口座に振り替えます。

指定可能な値

金額を自分で入力する場合は、請求額よりも小さい額でなければなりません。

デフォルト

LN のデフォルトでは、労務部分に送金合意 (tfacp3130s000) セッションのブロック口座の割合フィールドに記録された割合を乗じて、このフィールドの値を計算します。

この金額は、所得税および社会保障料をいつでも納付することを税務当局および産業保険庁 (IAB) に対して保証するためのものです。

このフィールドは、次の場合のみアクセスできます。

  • 送金合意 (tfacp3530m000) セッションで送金合意を入力した場合
  • 送金合意フィールドにブロック口座に対する送金の割合を入力した場合
産業保険庁への金額 (請求通貨)
産業保険庁 (IAB) に振り替えられる金額

デフォルト

LN では、労務部分に送金合意 (tfacp3130s000) セッションの産業保険庁への割合フィールドに記録された割合を乗じてデフォルト値を計算します。

このフィールドは、次の場合のみアクセスできます。

  • 送金合意 (tfacp3530m000) セッションを使用して送金合意に値を入力する場合
  • IAB への送金の割合を入力する場合
税金への金額 (請求通貨)
請求額に対して支払われる税

デフォルト

LN では、労務部分に送金合意 (tfacp3130s000) セッションの税金への割合フィールドに記録された割合を乗じてデフォルト値を計算します。

このフィールドは、次の場合のみアクセスできます。

  • 送金合意 (tfacp3530m000) セッションを使用して送金合意に値を入力する場合
  • 税務当局への送金の割合を入力する場合
原価加算
このチェックボックスがオンの場合、請求されたコストには選択済外注先が実行したコスト加算業務 (実際原価に基づいて請求される) が含まれます。

このチェックボックスがオフの場合、請求コストをコスト見積に基づいて計算します。