- マイナスの値が表示される場合は、販売見積ラインがすでに期限切になっており、有効期限からの日数が表示されます。
- 見積ライン状況が、処理済に設定されている場合、このフィールドには値は指定されません。
販売見積ライン (tdsls1501m300)セッションの目的: 販売見積ラインを表示します。表示される内容は販売見積 (tdsls8310m000) セッションのフィルタ設定に基づきます。 ラインをダブルクリックすると、販売見積ライン (tdsls1501m000) セッションが開始されます。
期限切 販売見積ラインが期限切になるまでの日数
注意
販売先取引先 一般的には顧客の購買部署。つまり、企業が扱う商品またはサービスに対してオーダを出す取引先、企業がメンテナンスを請け負う設備機器の所有者、または企業が実行するプロジェクトの受益者を意味します。 販売先取引先との契約には次のような事柄が含まれます。
注意
見積ラインが存在する場合は、このフィールドは変更できません。 見積
販売見積を識別する伝票番号 ライン 1 つの見積ラインに対して複数の代替ラインを生成できます。メインの位置には、連番ゼロが割り当てられます。たとえば、連番 1、2、3 は代替ライン 1、2、3 を示します。
注意
代替 1 つの見積ラインに対して複数の代替ラインを生成できます。メインの位置には、連番ゼロが割り当てられます。たとえば、連番 1、2、3 は代替ライン 1、2、3 を示します。
注意
品目 販売される品目のコード
注意
倉庫が WMS の場合、次のようになります。
品目記述 品目の記述
注意
品目フィールドに既存の品目コードを入力した場合は、このフィールドには一般品目の記述が表示されます。品目フィールドを空白にした場合は、このフィールドに新しい品目の記述を入力できます。 状況 見積ラインの状況 指定可能な値
注意
代替ラインをすでに確定した場合は、ラインを確定できません。 見積成立/不成立の理由 見積ラインの成功または失敗の理由 倉庫 品目が出荷される倉庫のコード
注意
次のタイプの倉庫については、見積を入力できません。
標準の倉庫デフォルトロジック
ワークセンタ 販売見積の品目が最終の組立てを必要とする一般品目である場合は、ワークセンタは販売オーダで必須です。 チャネル 商品を顧客グループに割り当てるために使用する、販売または物流チャネル チャネルを販売先取引先と品目にリンクできます。チャネルは有効在庫 (ATP) との関連で使用します。 特定量の有効在庫をチャネルに割り当てることができます。この量によって、チャネルに対応する有効在庫の最大値が限定されます。 在庫処理 このフィールドでは、販売見積が販売オーダに変換されるときにメイン品目在庫または部品表構成要素在庫のどちらを出庫する必要があるかを指示します。
注意
倉庫が WMS 管理であり、倉庫の出庫部品表/リスト品目チェックボックスが倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000) セッションでオフの場合、このフィールドを構成要素別に設定することはできません。 見積確約状況 販売見積ライン、販売オーダラインまたは販売構成要素ラインを顧客に対して約束できるかどうか、在庫チェックを実行する必要がまだあるのか、あるいはラインの不十分な在庫状況を解決する必要がまだあるのかを知らせる状況 指定可能な値 手持在庫 棚卸単位で示される品目の手持在庫。在庫または材料のどちらかを発行した場合は、このフィールドはオンラインで更新されます。 手持在庫は、経済在庫を決める要素のひとつです。 棚卸単位 品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。 棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。 有効期限 見積が有効である最終日 見積のデフォルトの有効期限は、販売見積パラメータ (tdsls0100s100) セッションの有効期間フィールドで指定した日数を見積日付に追加することで、自動的に計算されます。 オーダ済在庫 棚卸単位で表される、すべての倉庫に入庫される予測数量 引当済在庫 棚卸単位で表される、すべての倉庫内の製造または販売に割り当てられる数量
注意
これらの割り当ては次のモジュールからオンラインで更新されます。
見積引当 販売見積に割り当てられた品目数量 免税
このチェックボックスがオンの場合、
免税が適用されます。
注意
税金パラメータ (tctax0100m000) セッションの免税レベルパラメータの設定値によって次のように異なります。
課税国 税目的で使用する国
計画納期 見積ラインに対する計画納期
税金コード 自己の税金番号 法人または法人企業の識別に使用される番号。登記済の企業には、税務当局から税金番号が割り当てられています。取引先の税金番号を知っている必要があります。税金番号のない取引先は、個人として扱われます。 取引先税金番号 税金分類 その取引について、課税設定の例外を定義するために使用できるオーダヘッダおよびオーダラインの属性。請求元および請求先取引先からデフォルトの税金分類が取得されます。 たとえば、税金分類を使用して次のことを示すことができます。
デフォルト このフィールドのデフォルト値は、販売見積ヘッダから設定されます。 免税理由 販売先取引先または自分の会社が売上税を免除されている理由
注意
計画入庫日 オープンの購買オーダまたは製造オーダに対応する入庫予定
注意
免税証明書 税務当局より、取引先に割り当てられた免税証明書
注意
輸送費請求
このチェックボックスがオンの場合、輸送費を請求先取引先に請求する必要があります。 輸送費額 計算された輸送費額。価格設定内の運送業者レート帳簿またはクライアントレート帳簿から取得されます。
注意
販売見積概要 (tdsls1500m000) セッションの輸送費請求基準フィールドの値に基づいて、輸送費額の取得方法が決定されます。 輸送費額まとめ
このチェックボックスがオンの場合、
輸送費額フィールドの値は請求にまとめられます。つまり、輸送による輸送費額の修正はできません。
注意
見積が販売オーダに変換された場合でも、輸送費額は販売オーダライン (tdsls4101m000) セッションで更新できます。 このチェックボックスがオフの場合、輸送費額は輸送で更新できます。 ヘッダ見積参照 別のアプリケーションの見積番号への参照 ライン見積参照 別のアプリケーションの見積ラインへの参照 販売オーダ 販売オーダを識別する伝票番号 販売オーダライン 販売オーダラインを識別する番号 オーダ数量 出荷先の取引先に納品する品目数。この数量は、品目の販売単位で示されます。 テキスト
このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。
オーダ 数量 品目が販売される単位 価格
オーダ通貨フィールドで入力した通貨で示される、販売単位別の品目の単位または計算部分の単価
注意
品目が有効化コードの場合、価格に更新価格が含まれます。特定の所要量の更新価格は、要件 (tcuef0106m000) セッションで定義できます。特定の有効化コードの更新価格は、有効化コード (tcuef0102m000) セッションで表示できます。 資材価格パラメータ (tcmpr0100m000) セッションの販売の資材価格設定チェックボックスがオンの場合、この価格に資材基準価格が含まれます。 販売価格単位 販売価格の基準となる単位。この単位は、品目の棚卸単位と異なることがあります。
注意
価格は単位別に記録されます。販売価格単位が棚卸単位と異なる場合は、MCS パラメータ (tcmcs0100s000) セッションで販売価格単位を指定する必要があります。そのセッションで、代替単位 (販売価格単位) を棚卸単位に変換するために使用する係数を特定します。 販売価格単位と棚卸単位は、コスト品目またはサービス品目について一致する必要があります。 ライン値引 見積ラインの値引率 値引額 見積ラインの単位価格に対する値引額 例: 単位価格が 10 で、数量が 20、値引が 1 正味額 = (単位価格 - 値引) × 数量 マルチレベル値引
このチェックボックスがオンの場合、このラインにマルチレベル値引が適用されます。 金額 見積通貨で示される見積ラインの正味金額 値引金額は次のとおり計算されます。 (数量 × 価格) - (数量 × 価格 × 値引 ÷ 100) この金額を計算する場合、変換係数を使用して、販売単位および価格単位を棚卸単位に変換します。 例
この品目の価格は KG あたり 4.0、つまり EA あたり 8.0 です。20 箱の品目が注文されている見積ラインがある場合は、次のとおりに計算されます。 販売数量 = 20 × 10 = 200 単位。販売価格 = 4 ÷ 0.5 = 単位あたり 8.0。金額 = 200 × 8.0 - 200 × 8.0 × 5 ÷ 100 = 1520 オーダ値引は、まだこの金額には含まれていません。 見積通貨 見積金額を示す通貨
予算
予算のコード
注意
このフィールドには、製造またはプロジェクトから予算が入力されます。 製造 予算コードを記入した場合、見積は計算部分になります。計算部分は、予算コードと品目コードの組合せによって識別されます。指定できる内容は次のとおりです。
販売見積の販売オフィスが予算の計算オフィスと同じ財務会社にリンクされている場合、このフィールドには任意の予算を入力できます。販売見積の販売オフィスが予算の計算オフィスとは別の財務会社にリンクされている場合、プロジェクト管理パラメータ (tipcs0100m000) セッションの PCS プロジェクトの財務会社への制限付き COGS および収益チェックボックスの値によって、選択した予算をこのフィールドに入力できるかどうかが決まります。 プロジェクト 販売見積ラインの品目にペグが必要とされる場合、このフィールドに予算を指定します。このフィールドには、販売見積概要 (tdsls1500m000) セッションの予算フィールドの値、または機会別品目 (tdsmi1113m000) セッションのプロジェクトフィールドの値が自動的に入力されます。 予算の要素 予算にリンクされている要素
予算の活動 予算にリンクされている活動
プロジェクト 特定の品目を必要とするプロジェクトのコード
注意
この販売見積ラインから作成される販売オーダラインに、その見積ラインの予算とは異なるプロジェクトが必要とされる場合は、このフィールドにプロジェクトを指定できます。 プロジェクトの要素 プロジェクトの活動 品目コードシステム
代替品目コードを使用する場合は、品目コードシステムも指定する必要があります。 顧客品目 コーディングシステムの顧客品目コード。この品目コードは、社内で使用されている品目コードに自動変換されます。 外部品目コードと内部品目コードは、品目コードシステム - 品目 (tcibd0104m000) セッションで指定できます。 貿易コンプライアンスの遵守
このチェックボックスがオンの場合、
グローバル貿易コンプライアンスがラインに適用されます。
注意
このフィールドは、グローバル貿易コンプライアンスパラメータ (tcgtc0100m000) セッションの輸出コンプライアンスチェックボックスがオンの場合にのみ利用可能になります。 標準記述
このチェックボックスがオンの場合、品目の説明の下に見積ラインテキストおよび販売テキストが出力されます。 製品バリアント 次のセッションから製品バリアントを選択できます。
注意
製品バリアントタイプ
有効化コード 有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号
注意
カスタマイズ
このチェックボックスがオンの場合、この品目は、販売見積 (予算 PCS) 構造の生成 (tdsls1201m100) セッションで予算構造/製品構造を生成する必要があり、品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000) セッションでカスタマイズチェックボックスがオンに設定されている品目です。 このチェックボックスがオフの場合、 販売見積 (予算 PCS) 構造の生成 (tdsls1201m100) セッションの全見積の予算パートを生成チェックボックスと原価/サービス品目の予算パートを生成チェックボックスの設定に基づいて、購買品目、製造品目、原価品目、またはサービス品目を予算パートとして予算にリンクさせることができます。
注意
品目の予算構造または製品構造が生成されると、このチェックボックスがオフになります。 競合先 同じ販売オーダに対する競合会社。一般に、競合先は同じマーケットセグメントで営業活動を行います。 確率 [%] 見積に関連付けられる割合で、取引先が見積を受け入れる可能性を表します。見積が受け入れられると、見積は販売オーダに変換されます。
注意
次の場合、新規の有効在庫チェックを行って、見積数量が有効在庫数量を超えているかどうかが判断されます。
見積日付 販売見積の作成日
注意
この日付は、計画納期より前である必要があります。 基準価格 倉庫に保存された商品の価格。基本価格は、価格係数、値引、オーダ数量および値に依存しません。基本価格は、自国通貨および棚卸単位で示されます。 参照通貨 財務会社グループに属するすべての会社で共有されるエンティティの残高を表す通貨。たとえば、LN では取引先残高に参照通貨が使用されます。
注意
価格発生元 マトリックス定義
価格設定マトリックスが価格、値引、販促、または輸送レートの決定に使用する要素 (マトリックス属性) のグループを定義します。 たとえば、家具販売店を営んでいて、次の 2 つの要素に基づいて販売価格をメンテナンスするとします。
この場合、マトリックスタイプは販売価格、マトリックス定義は 「Furni (この名称はユーザ定義可能)」、マトリックス属性は品目および支払方法です。
注意
このフィールドを入力できるのは、このフィールドに表示される価格マトリックス内で販売先取引先に対する現行の価格が見つかった場合に限ります。 現行価格の取得後でも、デフォルト価格は販売先取引先からの返却価格で上書きできます。 値引コード 通常、購買担当が購入した商品の価格を下げる特定の規定条件を満たすときに、販売元によって承認された購買担当への控除手当 値引には次の 3 つのタイプがあります。
値引発生元 値引マトリックス
値引発生元が値引構造に設定されている場合の値引マトリックスのマトリックス定義
値引マトリックス優先順位 マトリックスタイプについて、マトリックス定義が検索される順序 階層値引率
値引スケジュール内で検出される値引 階層値引率は、値引発生元が値引構造または価格帳値引構造に設定された値引の合計です。ラインの合計階層値引は、価格マトリックスまたは値引マトリックスを使用して取得されます。これは、マニュアルで値引が加えられるか、マトリックス値引が変更または削除される前の値引です。 合計値引率 見積 (総) 額の割合で表される合計値引額 この金額は次の公式で計算されます。 合計値引額 ÷ (オーダ数量 × 価格) × 100% 合計値引額 オーダライン値引の結果による値引額。この金額は次の公式で計算されます。 オーダライン値引額 = 数量 × 価格 × オーダライン値引 ÷ 100 この計算結果は丸められます。オーダライン値引額は常にオーダ/数量通貨で示されます。 オーダ値引 % 原価品目またはサービス品目がそのオーダラインに転記されていない場合に、各オーダラインの正味額に適用される割合 正味額の計算方法は次のとおりです。 価格 × 数量 - ライン値引 デフォルト 取引先 (tccom4100s000) セッションで取引先に割り当てたオーダ値引からデフォルト値を取得します。 オーダ値引額 マルチレベル値引の結果によるオーダ割引額 決定
このチェックボックスがオンの場合、このラインは、オーダ値引計算に含まれます。 適合
このチェックボックスがオンの場合、一括オーダ値引がこのラインに適用されます。 直送 出荷先取引先 見積が販売オーダに変換された後に、商品を送る出荷先取引先
住所
出荷先取引先の住所コード。このデータは住所 (tccom4130s000) セッションで変更できます。 納入地点 品目を納入する必要がある取引先の納入地点
窓口 出荷先取引先の窓口
氏名 窓口の氏名 納入リードタイム 出荷規則 商品の出荷に関する条件 指定可能な値 デフォルト 出荷規則のデフォルト値は、販売先取引先 (tccom4110s000) セッションから取得されます。
注意
倉庫が WMS 管理の場合、倉庫管理システムインタフェースパラメータ (whwmd2105m000) セッションの出荷ライン完了、出荷オーダ完了、および出荷セット完了チェックボックスにより、このフィールドで出荷ライン完了、出荷オーダ完了/出荷セット完了の値を選択できるかどうかが決まります。 受渡条件 商品の納入方法に関する取引先との合意事項。関連情報が、各種のオーダ文書に出力されます。 権利移動地点 法的所有権が変化する地点。この地点で、リスクが販売者から購入者に移動します。 輸送オーダの生成
このチェックボックスがオンの場合、輸送オーダを販売オーダ (納入) ラインから生成できます。
注意
輸送オーダを見積から直接生成することはできません。したがって、販売見積ライン (tdsls1501m000) セッションですべての輸送関連データを定義し、販売見積の処理 (tdsls1200m000) セッションで見積が販売オーダに変換される際に必要な情報を提供します。 経路 見積が販売オーダに変換された後に、商品の納入に使用される経路
注意
運送業者/LSP 輸送サービスを提供する組織。積荷構築、輸送オーダクラスタ、輸送コスト計算、および請求に運送業者を使用するには、共通情報で運送業者を運送業者と購買元取引先の両方として定義する必要があります。運送業者は運送業者とも呼ばれます。
注意
販売見積パラメータ (tdsls0100s100) セッションの見積ラインのデフォルト経路を決定するヘッダ値チェックボックスによって、販売見積ラインの経路を取得する方法が決まります。 運送業者指定 所定の輸送オーダラインに対してユーザが選択した運送業者を、積荷構築エンジンが上書きしないようにするための輸送のオプション
注意
販売オーダと同一の運送業者が輸送オーダにも使用されるようにするには、このチェックボックスをオンにします。 輸送サービスレベル 12 時間以内の納入など、輸送の期間を表すエンティティ。輸送サービスレベル (オプション) は、以下のように使用されます。
確認
見積の確認 (tdsls1205m100) セッションが開始され、選択したラインの状況を確認済に設定できます。 失注
見積の失注 (tdsls1205m300) セッションが開始され、選択したラインの状況を失注に設定できます。 取消
見積の取消 (tdsls1205m200) セッションが開始され、選択したラインの状況を取消済に設定できます。 再オープン 選択したラインの状況を作成済にリセットします。 処理
販売見積の処理 (tdsls1200m000) セッションが開始され、選択したラインの状況を処理済に設定できます。 PCS プロジェクトの見積ラインの表示 PCS プロジェクトにリンクされている販売見積ラインのみを表示します。 このコマンドは、販売見積ライン (tdsls1501m000) セッションがプロジェクト 360 (tipcs0320m000) セッションから開始された場合にのみ表示されます。 処理済見積を含む すべて表示 任意の状況の見積ラインが表示されます。 確認予定見積ライン まだ確認されていない見積ラインのみが表示されます。 確認済見積ライン 状況が確認済の見積ラインのみが表示されます。 失注または取消済見積ライン 状況が失注または取消済の見積ラインのみが表示されます。
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