発注先段階的支払 (tdpur5120m000)

セッションの目的:  購買オーダラインまたは見積依頼回答に関する発注先段階的支払を表示、入力、およびメンテナンスします。

段階的支払ラインを訂正するには

請求額を貸方に記入するには、このセッションで段階的支払ラインをマイナスの金額で追加します。訂正段階的支払ラインを指定した場合、段階的支払ラインの合計金額が正味オーダライン金額と同じである必要はなくなります。訂正段階的支払ラインも発行、請求、および処理する必要があります。

注意

購買オーダラインが承認済で、リンクされている発注先段階的支払の記述金額、または期日フィールドを変更した場合、購買オーダに状況変更が適用されます。

端数修正は最後の段階的支払ラインで処理されます。

関連トピック

 

ビジネスオブジェクト
段階的支払ラインのリンク先のビジネスオブジェクトの番号

指定可能な値

このビジネスオブジェクトは次のいずれかです。

  • 見積依頼回答
  • 購買オーダライン
ビジネスオブジェクト参照
ビジネスオブジェクト参照には、購買オーダライン番号または見積依頼ライン番号/代替/入札者の組合せが含まれています。
取引先
顧客または発注先などの、商取引を行う当事者。顧客や発注先となる部署を組織内で取引先として定義することもできます。

取引先の定義には次の情報が含まれます。

  • 組織の名前と主要な住所
  • 使用される言語と通貨
  • 課税および法定 ID データ

取引先の担当窓口担当者を取引先とします。取引先の状況によって、処理が実行可能かどうかが決まります。処理のタイプ (販売オーダ、請求書、支払、出荷) は取引先の役割で定義します。

品目
購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具。

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
オーダライン金額
購買オーダラインまたは見積依頼ラインの正味オーダライン金額
通貨
一般的に使用されている流通貨幣 (硬貨、債券、紙幣など)

次のような通貨タイプが使用できます。

  • 自国通貨: 原価計算、予算記録、税額登録などの内部目的に使用されます。
  • 取引通貨: オーダや請求書など、取引先との取引に使用されます。
為替レートタイプ
通貨為替レートをグループ化する方法。異なる通貨為替レートを複数の請求先取引先および/または取引タイプ (購買、販売など) に割り当てることができます。
レート日付
通貨為替レート (購買または販売)
レート/レート係数
自国通貨での金額にするために、外国通貨での購買取引金額に乗ずる係数
レート係数
LN で取引通貨または請求通貨の金額を自国通貨に換算する際の除数として使用される係数。レート係数は通常、韓国ウォンなどの相対的に価値の低い通貨を換算する場合に使用されます。
定義レート
自国通貨とオーダに使用する通貨との間の換算に使用されるレート
ライン
段階的支払ラインの番号
記述
段階的支払ラインに割り当てられている記述
割合
この段階的支払ラインから請求する正味オーダライン金額の割合

先頭の段階的支払ラインに関するデフォルトは 100 パーセントです。同じ親ビジネスオブジェクトにリンクされているその他すべての (取り消されていない) ラインについては、デフォルトの割合は次のようになっています。

100 - その他の段階的支払ラインの合計割合
金額
この段階的支払ラインから請求する金額

割合フィールドで割合が指定されている場合、金額はこのフィールドで自動的に計算されます。デフォルトの金額の計算方法は次のとおりです。

                  オーダライン金額 - その他の段階的支払ラインの合計金額
期日
発注先への段階的支払ラインの支払を行う日付
状況
段階的支払ラインの状況
ワークフロー状況
ION Workflow の使用時にビジネスオブジェクトが権限承認を必要とする場合に適用する状況。

権限を必要とする変更を実行すると、そのビジネスオブジェクトにチェックアウトバージョンが自動的に作成されます。送信した変更は、承認/チェックイン後にのみ有効になります。変更を取り消すことや、変更の送信を取り消すこともできます。

  • チェックアウトオブジェクトとチェックインオブジェクトは、チェックアウトオブジェクト (ttocm9599m000) セッションで表示されます。
  • このセッションの適切なメニューから、ワークフローを選択し、ビジネスオブジェクトに必要なアクションを実行します。

指定可能な値

ビジネスオブジェクトがチェックアウトされると、このフィールドにオブジェクト状況が表示されます。

ビジネスオブジェクトがチェックインされると、このフィールドに承認状況が表示されます。

オブジェクトのチェックインやチェックアウトに関係なく、ワークフロー情報フィールド (ttocm0106m000) セッション (オブジェクトタイプ (ttocm0102m000) セッション内のタブとして表示される) のオブジェクトタイプに記述が指定されている場合、このフィールドには適切な記述フィールドの値が常に表示されます。

注意

LN でビジネスオブジェクト用に ION Workflow を設定して使用する手順の詳細については、Infor Xtreme の Infor LN Integration Guide for Infor ION Workflows and Monitors を参照してください。

請求状況
財務会計における段階的支払ラインの状況。フリー合致、またはすべて承認済のいずれかが表示されます。
会社
財務会計データを財務会計に転記するために使用される会社。複数のロジスティックス会社から 1 つの財務会社に対し、1 つないし複数の企業単位をリンクすることができます。
取引タイプ
伝票の識別に使用するユーザ定義の 3 位置コード。取引タイプにリンクされたシリーズは伝票に連番を付与します。
請求伝票
取引の ID

伝票コードは次の組合せです。

  • 取引タイプコード
  • シリーズ番号
  • 連番
請求額
買掛金から取得される請求額

請求額は、金額フィールドで指定されている金額と常に等しくなります。

テキスト
このチェックボックスがオンの場合、段階的支払ラインにテキストがリンクされています。
支払条件
請求書の支払方法に関する合意事項

支払条件には、次の項目が含まれます。

  • 請求書の支払を完了しなければならない期間
  • 指定期間内に請求書の支払が完了した場合に保証される値引

支払条件によって、次の計算が可能になります。

  • 支払期限の日付
  • 値引期間が終了する日付
  • 値引額
支払合意
請求額の支払方法の定義の仕方。この合意には、請求額の一部に対してそれぞれ適用される支払方法および支払通貨が含まれます。

たとえば、請求額の初回支払を支払方法 PM1 に従って銀行経由で支払い、残余額の 40% を支払方法 PM2、残りの 60% を支払方法 PM3 に従って支払手形で支払うように、支払合意を定義することができます。

発行者
段階的支払ラインを発行したユーザ名。
注意

段階的支払ラインは発行予定段階的支払ライン (tdpur5520m100) セッションで発行できます。

発行日
段階的支払ラインが発行された日付
注意

段階的支払ラインは発行予定段階的支払ライン (tdpur5520m100) セッションで発行できます。

作成者
段階的支払ラインを作成したユーザ名
作成日
段階的支払ラインが作成された日付
修正者
段階的支払ラインを最後に修正したユーザ名
修正日
段階的支払ラインが最後に修正された日付

 

段階的支払スケジュール
分割払スケジュール (tcmcs2640m000) セッションを開始し、ここで段階的支払ラインのセットを見積依頼回答または購買オーダラインにコピーできます。
ペグ配分
購買ペグ配分 (tdpur5100m000) セッションを開始し、ここで段階的支払ラインのペグ配分詳細を表示、入力、メンテナンスできます。
一致請求書
段階的支払別照合済請求書 (tfacp2543m300) セッションを開始します。
取消
段階的支払ラインを取り消します。

計画済の段階的支払ラインのみ取り消すことができます。

発行予定段階的支払ライン
発行予定段階的支払ライン (tdpur5520m100) セッションを開始します。
履歴
発注先段階的支払履歴 (tdpur5570m000) セッションを開始します。