ファントムレベルのスキップ

部品表 (BOM) 構成要素を販売オーダ、販売見積、または購買オーダにコピーした場合、ファントムをどのようにコピーする必要があるかを指定できます。

これらのパラメータにより、ファントムを使用する際に要約される部品表 (BOM) レベルのデフォルト番号が決まります。

  • 販売パラメータ (tdsls0100s000) セッションのスキップするファントム品目レベル
  • 購買パラメータ (tdpur0100m000) セッションのデフォルト部品表レベル

さきほどのパラメータにより、次のセッションの同じフィールドにデフォルト値が設定されます。

  • 部品表構成要素の販売見積へのコピー (tdsls1812s000)
  • 部品表構成要素のオーダへのコピー (tdpur4812s000)
  • 部品表の販売オーダへのコピー (tdsls4812s000) (販売オーダタイプ (tdsls0594m000) セッションで構成要素処理フィールドが販売部品表である場合)

これらのセッションのスキップするファントム品目レベル値により、部品表 (BOM) が販売オーダ、販売見積、または販売オーダにコピーされる方法が決まります。

重要

このオーダタイプで構成要素処理構成要素ラインになっている場合、スキップするファントム品目レベルフィールドは 1 になり、部品表の販売オーダへのコピー (tdsls4812s000) セッションで使用できません。

例: スキップするファントムレベル = 1

この例では、4 つのオーダラインと 2 つの構成要素ラインが生成されます。ファントムだけが含まれる 1 番目の部品表レベルがスキップされます。2 番目のレベルのファントムについて、オーダラインが生成されます。

[...]
例: スキップするファントムレベル = 2

この例では、5 つのオーダラインが生成されます。1 番目および 2 番目の部品表レベル BOM がスキップされます。

[...]

この例は、販売オーダタイプ (tdsls0594m000) セッションで構成要素処理販売部品表になっている販売オーダタイプにのみ該当します。

構成要素の表示

構成要素は、次のセッションで表示できます。

注意

構成要素処理構成要素ラインになっている場合 (最初の例では 3 番目のレベルにも 4 番目のレベルの構成要素を持つファントムが含まれている可能性がある)、3 番目のレベルのファントムと 4 番目のレベルの構成要素は販売オーダライン - 構成要素 (tdsls4601m000) セッションに書き込まれます。このため、これらのファントムは単一の構成要素として処理されます。