在庫不足処理利用可能な在庫をチェックして、販売見積ライン、販売オーダライン、および販売オーダ構成要素ラインの在庫不足を解決できます。 利用可能在庫チェック 次のパラメータによって、ラインの利用可能な在庫をチェックするかどうか、する場合にいつチェックするかが決まります。
在庫チェック ラインの挿入または更新時、在庫チェックが実行されます。 適用される在庫チェックは、検索の次の優先順位に基づいて決まります。
外部 OPS チェック この在庫チェックは、次のすべてに該当する場合のみ実行可能です。
注意
ATP/CTP チェック この在庫チェックは、次の条件に該当する場合のみ実行可能です。
倉庫管理による在庫チェック この在庫チェックは、次のいずれかに該当する場合のみ倉庫管理により実行できます。
注意
販売見積の代替ラインは、状況が確認済または処理済になる前は、利用可能な在庫についてチェックされません。最高の成功率を持つ代替ラインの在庫がチェックされます。 在庫不足オプションの実行 ラインの在庫がチェックされて不足が検出されたら、いくつかのオプションを使用して在庫不足を解決できます。 在庫不足が自動的に解決されるのか、在庫不足メニュー (tdsls4830s000) セッションでの操作が必要かは、次の条件によって決まります。
注意
オーダタイプに定義される在庫不足の自動処理オプションが販売オーダまたは見積に適用されない場合、在庫不足メニュー (tdsls4830s000) が表示され、とるべきアクションが選択できます。 確約状況の割り当て 販売見積パラメータ (tdsls0100s100) セッションおよび販売オーダパラメータ (tdsls0100s400) セッションで拡張在庫チェックチェックボックスがオンになっている場合、販売見積ライン、販売オーダライン、在庫不足処理時に販売オーダ構成要素ラインの状況は確約状況になります。 状況は次のいずれかになります。
各ラインの確約状況は、次の確約ラインセッションで表示およびメンテナンスできます。
注意
合格 次の場合、ラインはこの状況になります。
すべての (構成要素) ラインが合格である販売オーダは、承認して処理を続行できます。詳細は、次の情報を参照してください: 販売オーダ手順 不合格 次の場合、ラインはこの状況になります。
確約ラインセッションでは、在庫不足を次のようにして解決できます。
保留 販売オーダタイプ (tdsls0594m000) セッションで在庫チェック日時がバッチに設定されていて、かつ次の条件が当てはまる場合、ラインはこの状況になります。
注意
ラインは、在庫販売オーダのチェック (tdsls4217m000) セッションまたは SCM Order Promiser で在庫がチェックされるまで、保留状況となります。このチェックの後、ラインは合格、不合格、または例外に設定されます。 例外 LN で状況判断がなされない場合、ラインはこの状況になります。可能な場合は、メッセージログ (tcstl1500m000) セッションでエラーメッセージがログに記録されます。エラーはマニュアルで解決する必要があります。
注意
例外確約状況の販売オーダ (構成要素) ラインは、在庫販売オーダのチェック (tdsls4217m000) セッションでは在庫チェックできません。それらのラインの在庫をチェックするには、確約ラインセッションの 1 つで例外ラインをクリックし、適切なメニューで不合格に設定を選択します。ラインの状況が不合格に変更され、在庫販売オーダのチェック (tdsls4217m000) セッションでの在庫チェックに含めることができるようになります。このチェックの後、合格、不合格、または例外状況になります。 計画在庫処理の登録 計画品目では、計画パラメータ (cprpd0100m000) セッションの販売の確約可能在庫チェックチェックボックスがオンの場合、以下が適用されます。
注意
販売見積ラインの非計画品目は、予想成功率がタイムフェーズ在庫を考慮した場合の最小確率 %以上の場合にのみ計画在庫処理が書き込まれます。そのため、これらの品目は、販売見積ラインの確約状況に関わらず計画在庫処理が登録されます。
重要
導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) チェックボックスがInfor SCM Promising Server セッションでオンの場合、計画在庫処理は常に計画品目のある販売オーダラインに書き込まれます。これは、SCM Order Promiser がその機能に必要な入力として PIT データを使用するためです。
| |||||||||||||||||||||||||||||