スケジュールラインの計画済倉庫オーダへの統合計画済倉庫オーダを使用する場合、販売スケジュールラインを数量別または日付別に統合できます。 数量別の統合とは、複数のスケジュールラインを 1 つの計画済倉庫オーダにまとめることを意味します。計画済倉庫オーダのオーダ数量はグループ化された数量であり、同じ計画済倉庫オーダが各種スケジュールラインにリンクされます。 日付別の統合とは、スケジュール品目の出荷が計画済倉庫オーダの事前定義された納入日時に統合されることを意味します。 マスタデータ 販売契約ラインロジスティックデータ (tdsls3102m000) セッションで、これらの統合フィールドを指定する必要があります。
所要量の数量別統合 数量別に統合すると、特定の販売スケジュールの複数のスケジュールラインを 1 つの計画済倉庫オーダにまとめることができます。 販売スケジュール計画倉庫オーダ (tdsls3520m000) セッションでは、異なることのある次のフィールドを除き、販売スケジュールラインのフィールドが同じ場合、スケジュールラインを同一の計画済倉庫オーダに組み合せます。
スケジュールラインの、たとえば、価格情報または販売単位が異なる場合は、それらを統合できません。この場合、同じ出荷参照で複数の計画済倉庫オーダを作成できます。
注意
参照スケジュールラインは、出荷参照が同一の場合にのみ、1つの計画済倉庫オーダに統合できます。 販売スケジュールラインのスケジュールラインテキストチェックボックスがオンの場合、このスケジュールラインは数量別に統合できません。 数量別の統合には以下が適用されます。
例
スケジュール SCH0001 では、最初の改訂には次のデータが含まれます。
スケジュールライン 10 と 20 は、オーダ数量が 50 の 1 つの計画済倉庫オーダ (SCH0001) に統合されます。 2 番目のスケジュール改訂には次のデータが含まれます。
納入地点が変更したために、これらのスケジュールラインは数量別に計画済倉庫オーダに統合できません。 (計画済) 倉庫オーダの状況に基づき、以下が適用されます。
注意
新しいスケジュール改訂または更新により予測外の (超過) 納入となる場合、常に警告メッセージが表示されます。これにより、必要に応じて、マニュアルによる介入が可能になります。 所要量の日付別統合 日付別の統合とは、スケジュール品目の納入日時が計画済倉庫オーダの固定納入日時に変更されることを意味します。 販売スケジュールの承認時に、販売スケジュール計画倉庫オーダ (tdsls3520m000) セッションの次の日付は、パターンで定義された納入時のいずれかに変更できます。
この結果、計画済倉庫オーダの日付は、販売契約ラインロジスティックデータ (tdsls3102m000) セッションの納入パターンフィールドに指定された希望納入時に従った日付となります。 マニュアル統合オプション スケジュールラインの自動統合は計画済倉庫オーダの数を大幅に削減しますが、引き続き、計画済倉庫オーダの数が多すぎるとみなされる場合があります。 計画済倉庫オーダの数をさらに削減、または管理するために、スケジュールの承認時または承認後に統合オプションをマニュアルで指定できます。既存または新しい計画済倉庫オーダの場合、過去の所要量を含め、特定の所要開始日のスケジュールライン所要量を 1 つの計画済倉庫オーダに統合できます。 承認時には、販売スケジュールの承認 (tdsls3211m000) セッションおよびピックアップシートの承認 (tdsls3211m200) セッションを使用して統合オプションを指定できます。 承認後には、計画済倉庫オーダの統合 (tdsls3220m000) セッションおよび計画済倉庫オーダの統合 (ピックアップシート) (tdsls3220m100) セッションを使用して統合オプションを指定できます。 次の統合オプションを指定できます。
例
納入パターン: 11 月 7 日、水曜日、午前11:00 に出荷 本日: 11 月 1 日
設定に応じて、たとえば、11 月 5 日、月曜日、午前 11:00 出荷で数量 10 の 1 つの計画済倉庫オーダが作成されます。
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