追加コスト – 設定

追加コストの設定 - 手順

追加コストを使用および設定するには、次のマスタデータを指定する必要があります。

ステップ 1. パラメータ
オーダ基準の追加コスト出荷基準の追加コスト
販売オーダパラメータ (tdsls0100s400) 販売オーダパラメータ (tdsls0100s400)
追加コストの計算 追加コストの計算
追加コストセットの先頭位置番号 追加コストの再計算
追加コストの再計算 追加原価ラインを請求に自動発行
追加原価ラインを請求に自動発行 出荷基準コストオーダの自動承認
- 出荷コストオーダシリーズ
- 出荷コストオーダタイプ
- 在庫処理パラメータ (whinh0100m000)
- 出荷の追加コストを計算

 

ステップ 2.  販売先取引先 (tccom4510m000)

詳細セッションの価格設定タブで、次のフィールドを指定します。

ステップ 3.  販売追加コストセット (tdsls0624m000)
  • ヘッダ
    ヘッダは追加コストセット販売 (tdsls0124m000) セッションを参照しています。このセッションでは追加コストを追加コストセットにグループ化する必要があります。
  • ライン
    販売追加コストセット (tdsls0624m000) セッションの [ライン] タブ販売追加コストセットライン (tdsls0528m000) セッションを参照しています。このセッションでは、コストセットに属する原価品目を指定する必要があります。追加コストライン上で、いつ追加コストを適用するのか、およびどのようにこれらの追加コストを取得または計算する必要があるのかを指定できます。
  • シナリオ
    販売追加コストセット (tdsls0624m000) セッションの [シナリオ] タブは販売追加コストセットシナリオ (tdsls0527m000) セッションを参照しています。このセッションでは、追加コストシナリオを指定する必要があります。追加コストセットは追加コストセットシナリオを通じて検索できます。

    出荷基準の追加コストは出荷依存または品目依存のどちらでもかまいません。

    • 出荷依存原価
      これらの追加コストは取引先に割当られ、完了した取引先への出荷に基づきます。販売追加コストセットシナリオ (tdsls0527m000) セッションを使用して、デフォルトの追加コストセットを価格リスト、または販売先取引先および出荷先取引先もしくはその一方へリンクできます。
    • 品目依存原価
      これらの追加コストは特定の品目に割当られ、販売スケジュール出荷にのみ適用されます。これらの原価は出荷ラインに基づくもので、出荷に依存する追加コストに加えることができます。販売契約ライン (tdsls3501m000) セッションおよび販売追加コストセットシナリオ (tdsls0527m000) セッションを使用して、デフォルトの追加コストセットを品目にリンクできます。販売契約ライン (tdsls3501m000) セッションの優先順位がもっとも高くなります。
ステップ 4.  価格帳ライン (tdpcg0131m000)

追加コストセットで指定された原価品目は、価格帳で価格を設定する必要があります。価格帳ライン (tdpcg0131m000) セッションで、追加コスト品目の請求を定義します。

価格帳ライン (tdpcg0131m000) セッションで次のステップを実行します。

  1. 価格設定パラメータ (tdpcg0100m000) セッションのデフォルト販売価格帳フィールドで定義する価格帳を選択します。
  2. 必要な原価品目を選択します。
  3. 価格境界を定義します。

販売追加コストセットシナリオ (tdsls0527m000) セッションから販売オーダまたは出荷 (ライン) の追加コストセットが取得されると、販売追加コストセットライン (tdsls0528m000) セッションの決定グループボックスのフィールドによって、コストラインが販売オーダまたは出荷 (ライン) のどちらに適用されるかが決まるため、価格は品目の価格帳から取得する必要があります。

その必要がある場合、販売追加コストセットライン (tdsls0528m000) セッションの原価グループボックスのフィールドに基づき、価格帳から正しい価格を取得するために使用される数量が計算されます。

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