| 価格情報の取得ステップ 1. 契約からの価格情報の取得価格の検索では、まず有効な特別契約が存在するかどうかがチェックされてから、通常契約が存在するかどうかがチェックされます。 ステップ 2. 価格帳からの価格情報の取得特別契約や通常契約で価格が見つからない場合、価格帳から価格情報が取得されます。 次のように特定の検索ロジックが使用されます。 高優先順位の発注先価格帳
価格設定パラメータ (tdpcg0100m000) セッションの発注先価格帳フィールドで定義されている発注先価格帳の中で、価格帳ライン (tdpcg0131m000) セッションの高優先順位チェックボックスがオンの組合せが最初に検索されます。この検索ステップは、購買価格の取得時にのみ適用され、販売価格には適用されません。 価格マトリックスにリンクされている価格帳 次に、有効な価格マトリックスにリンクされている価格帳が検索されます。価格帳は マトリックス優先順位が定義されている価格マトリックスから選択されます。関連するオーダの優先順位に一致するマトリックス定義およびマトリックス属性の価格マトリックスが検索されます。すべてのマトリックス属性がオーダのプロパティと一致する必要があります。検出時には、マトリックス定義とマトリックス属性が保存されている価格マトリックスの価格帳が、オーダの価格の計算に使用されます。有効な価格マトリックスが複数存在する場合、価格の取得は、価格設定パラメータ (tdpcg0100m000) セッションの 価格管理/ 価格管理パラメータによって制御されます。 サービス品目には、次の条件が適用されます。 通常価格設定
一般サービスパラメータ (tsmdm0100m000) セッションの 販売価格検索方法フィールドによって、検索対象の発生元価格が決まります。たとえば、このパラメータが 価格帳 (サービス) の場合、販売価格マトリックス (tdpcg0130m010) セッションで 価格発生元が サービスである価格マトリックスにリンクされた価格帳のみが検索されます。 内部価格 -
関係会社間取引合意 (tcitr1600m000) セッションで外注デポ修理シナリオの価格発生元を時間と資材に設定した場合、サブシナリオを関係会社間取引合意 - 振替価格設定ルール (tcitr1605m000) セッションで指定する必要があります。サブシナリオのタイプが内部資材納入、労務、または経費であり、価格発生元が商業価格に設定されている場合、内部振替価格は振替価格マトリックス (tdpcg0130m030) セッションの振替価格マトリックスにリンクされた価格帳から取得されます。
デフォルト価格帳
最後に、次の項目が検索されます。 - (販売価格の場合) 価格設定パラメータ (tdpcg0100m000) セッションのデフォルト販売価格帳フィールドに入力されているデフォルト販売価格帳
- (販売価格の場合) 価格設定パラメータ (tdpcg0100m000) セッションのデフォルトサービス価格帳フィールドに入力されているデフォルト販売価格帳
- (購買価格の場合) 価格帳ライン (tdpcg0131m000) セッションの高優先順位チェックボックスがオフになっている組合せについての発注先価格帳
注意
- 特定のエンティティまたは企業単位間の内部取引処理の価格取得は、関係会社間取引合意 (tcitr1600m000) セッションに指定された価格設定データに基づいています。
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有効化構成パラメータ (tcuef0100s000) セッションの更新価格を使用チェックボックスがオンで、オーダラインに有効化コード番号が含まれる場合、更新価格が価格に追加されます。
- 常に価格を指定または更新できます。
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