販売スケジュールの改訂

販売スケジュール改訂番号は、販売スケジュールの改訂を識別するために使用されます。それらの改定は、取引先によって送付された販売スケジュールの更新を示しています。

注意

デフォルトでは、非参照販売スケジュールの改訂番号が使用されます。

参照スケジュールについては、スケジュール条件 (tctrm1131m000) セッションの次のチェックボックスにより、改訂番号を適用するかどうかが決定されます。

最初の販売スケジュールが、次のフィールドの特定の組合せについて作成されると、その値が販売スケジュール改訂番号に割り当てられます。

これらのフィールドについて新しい販売スケジュールを受信すると、販売スケジュール改訂が作成されて改訂番号は 2 になります。その後も同様に改訂番号が割り当てられます。

連続出荷スケジュールの場合、特定の発行のすべての発行ラインで品目、販売オフィス、出荷先取引先、顧客オーダ番号、および顧客契約参照が同一の場合にだけ、新しいスケジュール改訂が作成されます。

新しい販売スケジュールの改訂が承認された場合、前の販売スケジュール改訂と所要量は有効ではなくなります。この販売スケジュールの改訂はアプリケーションによって交換されます。古い販売スケジュール改訂にリンクされた販売スケジュールラインには、スケジュールラインの現在の状況とリンクされた出庫オーダラインの存在に基づいて、交換済状況を割り当てることができます。

許可されている交換

販売スケジュール改訂が交換される場合、関連する販売スケジュールラインの状況が作成済調整済、または承認済であれば、販売スケジュールラインの状況が交換済に設定されます。

注意

販売スケジュールラインが承認済のとき、次の場合に、承認処理の結果が取り消されます。

  • スケジュールラインの状況が承認済
  • スケジュールラインの状況がオーダ生成済で、スケジュールラインの出庫処理がまだ開始されていない場合
許可されていない交換

販売スケジュール改訂が交換され、リンクされた販売スケジュールラインの状況が納入済請求への発行、または請求済であれば、これらの販売スケジュールラインの状況が処理済に設定されるように、販売スケジュール手順を終了する必要があります。

これらのスケジュールラインは、現在の改訂が無効となっても、前の改訂に基づいて処理する必要があります (処理が進行し過ぎているため)。

制限のある交換

販売スケジュールラインが倉庫管理に発行された場合、関連する出庫オーダラインによって販売スケジュールラインを交換できるかどうかが決まります。

倉庫オーダタイプ (whinh0110m000) セッションの出庫処理タブを使用して、出庫オーダラインの更新、取消、および削除を許可する期間を指定できます。

販売スケジュール状況

販売スケジュールを交換する場合、関連する販売スケジュールラインの状況に基づいて、販売スケジュール状況が更新されます。

  • いずれかの販売スケジュールラインの状況が処理済または交換済ではない場合、販売スケジュールの状況が交換処理中に設定されます。
  • すべての販売スケジュールラインの状況が処理済または交換済の場合、販売スケジュールの状況が交換済に設定されます。

倉庫オーダから販売スケジュール改訂を分離する場合、計画済倉庫オーダを使用できます。計画済倉庫オーダは販売スケジュールラインの改訂を処理し、販売スケジュールライン (改訂) と、計画済倉庫オーダが発行される実際倉庫オーダとの間のリンクを維持します。詳細は、次の情報を参照してください: 計画済倉庫オーダ

古い販売スケジュール改訂は販売スケジュール改訂の削除 (tdsls3212m000) セッションで削除できます。

販売スケジュールの改訂間の差異は、販売スケジュール差異の出力 (tdsls3415m000) セッションで出力できます。