購買スケジュール累計のリセット長期にわたると、購買スケジュールの累計 (CUM) は非常に高い値に増加することがあります。これらの値を減少させるには、累計のリセット (tdpur3230m000) および契約合計ライン別累計のリセット (tdpur3230m100) セッションで累計をリセットできます。通常このリセットは年末に実行されますが、累計は年の変わり目では正確にリセットできません。このため、リセット日以後の更新を累計セッションに保存することができます。リセット後の数量を計算することによって、リセット処理にこの値を含めることができます。 リセットは、次の累計 (CUM) モデルに基づいて実行されます。これらのモデルは、購買スケジュールパラメータ (tdpur0100m500) セッションの累計モデルフィールドで定義できます。
累計を正しくリセットするための条件:
リセット数量を計算するには 現行の累計値をリセットするには、リセット数量を決定して現行の累計から差し引きます。出荷累計 (tdpur3131m000)、入庫累計 (tdpur3132m000)、所要累計 (tdpur3130m000)、および請求累計 (tdpur3133m000) セッションでは、レコードが追加され、リセット数量によって累計が減算されます。さらに、FAB/RAW 権限 (tdpur3534m000) セッションがリセットされ、生成済でまだ送付されていない発行ラインがリセットされます。 リセット数量は、累計モデルに基づいて次のように計算されます。
例 1 - オーダ基準累計モデル
リセット日は第 3 週に開始されます。オーダ基準累計モデルのため、リセットは所要累計に基づいて実行されます。第 2 週終わりのリセット数量は 40 です。このため、すべての累計は累計リセット日 (第 3 週) から -40 で更新されます。
例 2 - 入庫基準累計モデル 前の例と同じデータを使用しますが、次のデータも考慮されます。
リセット日は第 3 週に開始されます。入庫基準累計モデルのため、リセットは所要累計に基づいて実行されます。第 2 週終わりのリセット数量は 35 です。このため、すべての累計は累計リセット日 (第 3 週) から -35 で更新されます。 例 1 の合計は、次のようになります。
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