購買スケジュール累計

調達では、次の累計がサポートされます。

• 出荷累計: 出荷累計 (tdpur3131m000) セッションで表示できます。
• 入庫累計: 入庫累計 (tdpur3132m000) セッションで表示できます。
• 所要累計: 所要累計 (tdpur3130m000) セッションで表示できます。
• 請求累計: 請求累計 (tdpur3133m000) セッションで表示できます。

購買スケジュールが発行されると、上記セッションに次の順序でレコードが挿入されます。

1. 発注先からの事前出荷通知が届くと、出荷済累計レコードが挿入/更新されます。発注先から通知された出荷済数量が挿入されます。
2. 倉庫管理で入庫が作成されると、入庫済累計レコードが挿入/更新されます。実際の入庫数量が挿入されます。
3. 倉庫管理で入庫が確認されると、入庫済累計レコードが挿入/更新されます。スケジュールラインの合計所要数量が挿入されます。
4. 財務会計で請求書が承認されると、請求済累計レコードが挿入されます。

次の累計モデルを使用できます。

• 入庫基準累計モデル
  入庫基準スケジュールでは発注先の位置が考慮されます。納入数量が不足した場合、次回のスケジュール発行日よりも早い日付で計画所要日が設定されているスケジュールラインの数量は購買発行ライン詳細 (tdpur3522m000) セッションに即時所要量として挿入されます。さらに、合計入庫済累計が発注先に通知されます。
• オーダ基準累計モデル
  オーダ基準スケジュールでは発注先の位置が考慮されません。超過納入または不足納入の場合、発注先が需要に関連する発注先の位置を計算する責任を負います。このため、すべてのオーダ数量は発注先に通知され、その後で発注先は出荷済数量をオーダ数量から差し引きます。発注先での不足納入または超過納入の処理方法の詳細は、販売スケジュールの調整を参照してください。