輸送請求と購買請求の統合商品の輸送責任が購買側の会社にあり、この会社が商品を輸送する運送業者を雇う場合、輸送後に運送業者は購買側の会社に請求書を送付します。会社が運送業者に支払わなければならない輸送レートは、輸送費と呼びます。 マスタデータ 輸送について外部の取引先に請求するには、次のマスタデータを指定します。
注意
これらのマスタデータのフィールドは、購買オーダ (tdpur4100m000) セッションおよび見積依頼入札者 (tdpur1505m000) セッションの同じフィールドのデフォルトとして使用されますが、それぞれのセッションで上書きできます。 請求方法 会社は、次の費用をもとに外部の取引先に輸送レートを請求できます。
輸送費 輸送は、現在利用可能な最善の情報に基づいて輸送請求額を計算します (見積輸送費)。これらの輸送費は価格設定の運送業者レート帳簿から取得され、出荷/積荷に変更が加えられるたびに更新されます。輸送は輸送請求を請求に発行します。 輸送費 (更新許可) 輸送は、輸送のすべての積荷に基づいて輸送費額を購買オーダ (見積輸送費) に配分します。輸送が、見積輸送費をもとに輸送請求書を請求に発行する場合、実際費用を運送業者から受領する前に請求書が送信されます。この場合、価格設定に保存されている運送業者レート帳簿に基づいて、先に見積輸送費が決定されます。その後、運送業者の請求書が受領され、買掛金と照合されると、実際原価が指定可能になります。これにより、見積費用と実際原価の差異を取引先に請求できます。
注意
取引先に差異を請求する場合、追加の請求書を生成できます。請求書は、輸送請求パラメータ (fmfri0100m000) セッションの金額が右記値より大きい場合フィールドまたは右記値より大きい場合フィールドに指定したデータに基づきます。 クライアントレート 請求方法がクライアントレートの場合、請求額は、輸送レートに関する確定した顧客との合意に基づきます。このため、運送業者に支払わなければならない輸送費を補てんするために、顧客に請求できます。
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