販売オーダのバックオーダ処理販売オーダ (納入) ラインに最終納入が作成されて、商品の一部のみが出荷されたか、商品がまったく出荷されていない場合に、バックオーダが作成されます。 バックオーダは、販売または倉庫で作成できます。
販売
販売では、バックオーダは次のようにして作成できます。
留保数量 販売オーダライン (tdsls4101m000) セッションおよび販売オーダ計画納入ライン (tdsls4101m100) セッションでは、オーダ数量の一部をマニュアルで留保することができます。留保されたオーダ数量の一部は、必ずバックオーダになります。 留保数量から、事前に予想バックオーダ数量を識別できます。これにより、限られた在庫を 1 件の取引先ではなく複数の取引先に割り当てることができます。販売オーダラインを倉庫管理に発行するとき、オーダ数量から留保数量を差し引いた数量が発行されます。 販売オーダライン (tdsls4101m000) セッションまたは販売オーダ計画納入ライン (tdsls4101m100) セッションで留保数量を指定した販売オーダラインが倉庫に発行されると、次の処理が行われます。
次の留保数量は指定できません。
注意
直送オーダ 販売オーダの直送購買オーダが生成された場合、納入情報を含む販売/サービスオーダの更新 (tdpur4222m000) セッションを使用して、調達から販売に納入を報告できます。 入庫量がオーダ量より少ない場合は、次のようになります。
倉庫管理
商品が倉庫で損傷を受けた場合や商品をピックアップするトラックの積載量が不足している場合、倉庫によってバックオーダを作成できます。 そのような場合、販売オーダから作成した出荷数量を少なくする必要があります。発信勧告の確認前と出荷の確認前に、数量を減らすことができます。 修正済出荷の状況が確認済になると、次のようになります。
納入は販売オーダライン - モニタ (tdsls4510m000) セッションおよび販売オーダ実際納入ライン/販売オーダ請求ライン (tdsls4106m000) セッションに表示されます。 倉庫は次に関するバックオーダは作成できません。
例
常に、親ラインのバックオーダ数量によって、次のラインのオーダ数量が決まります。
注意
処理済の販売オーダラインでは、これらのラインが未確認の場合、リンクされているバックオーダラインのメンテナンスや削除はできません。そのため、販売オーダラインを処理するには、未確認のバックオーダラインが利用可能になっていないことを確認します。 確認後、バックオーダは次のようにして削除できます。
販売オーダに構成要素ラインが含まれている場合、オーダラインではなく構成要素ラインのバックオーダが作成されます。詳細は、次の情報を参照してください: 構成要素処理 - 構成要素ライン
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