見積依頼の基準および基準セットの指定

回答ラインは、見積依頼にリンクされている基準セットに指定の客観的基準と主観的基準に基づいて、比較とランク付けを行うことができます。

客観的基準は、Infor LN で追跡されます。一方、主観的基準はユーザが定義します。回答ラインを比較するときには、ユーザ定義の重要度を含む、見積依頼の客観的基準および主観的基準が考慮されて、回答ラインの合計スコアが計算されます。これにより、回答ラインのランク付けができます。

基準を使用して回答を評価するには:

  1. 見積依頼基準セット (tdpur1190m000) セッションで、基準セットを定義します。基準セットは、見積依頼ヘッダにリンクできる見積依頼基準のリストです。この基準に基づいて回答が評価されます。
  2. 見積依頼の主観的基準 (tdpur1191m000) セッションで見積依頼の主観的基準を指定します。客観的基準は Infor LN で事前定義されているため、見積依頼の主観的基準のみを指定する必要があります。
  3. 基準セット別見積依頼基準 (tdpur1192m000) セッションで、必要な基準を基準セットにリンクして基準セットを定義します。基準に重要度を割り当てて、さまざまな基準の重要性を指定する必要もあります。
  4. 基準タイプが数量納入時間、および主観的の場合、見積依頼基準スコア体系 (tdpur1193m000) セッションで値を指定し、値にスコアを割り当てます。客観的基準にスコア体系を指定しない場合、事前定義のシステム値が使用されます。
  5. 入札者の回答を受け取った後、見積依頼回答 - 主観的基準スコア (tdpur1195m000) セッションで主観値を回答にリンクします。客観的基準が計算されます。
備考
  • 見積依頼基準セット (tdpur1690m000) セッションを使用して、基準とスコア体系がリンクされた基準セットを指定することもできます。
  • 価格および金額に基づく比較の場合、基準セットは不要です。ただし、基準セットの基準として価格を指定することもできます。
  • 関係する入札者が販売業者評価の対象に選択されている場合、回答を比較するときに販売業者評価も考慮されます。