購買オーダのコピー

既存の購買オーダは、実際のオーダまたはオーダ履歴から新しいオーダにコピーできます。

コピー手順

購買オーダのコピー (tdpur4201s000) セッションを使用すると、既存の購買オーダを新しい購買オーダにコピーできます。このセッションを開始するには、購買オーダ (tdpur4100m000) セッションまたは購買オーダライン (tdpur4101m000) セッションでオーダ (ライン) を選択し、[レコードの複製] ボタンをクリックします。

一度にコピーできるのは、1 つのオーダのみです。特定の範囲の複数のオーダをコピーすることはできません。

コピーするには、まずコピーするオーダラインを選択する必要があります。すべてのラインをコピーすることも、特定のラインを選択することもできます。オーダラインを選択するには、ラインの選択...ボタンをクリックしてから適切なオーダラインを選択します。ラインの選択...ボタンをクリックすると、次のセッションのいずれかが開始されます。

  • 購買オーダライン (tdpur4535s000)
    実際のオーダからコピーする場合
  • 購買オーダライン履歴 (tdpur4551m000)
    オーダ履歴からコピーする場合

コピーするオーダラインを選択していない場合、コピー元のオーダラインが選択されていないことを示すメッセージが表示されます。この場合、何もコピーされません。

オーダの計画入庫日はマニュアルで指定する必要があります。価格と値引は、コピーまたは計算できます。入庫は、(特定の条件のもとで) 集計してコピーできるほか、1 つずつコピーできます。

オーダをコピーする際の制限

購買オーダのコピー (tdpur4201s000) セッションですべてのオーダをコピーできるわけではありません。いくつかの制限があります。

  • 適用可能なチェックは、オーダ (ライン) 入力時に実行されるものとすべて同じです。
  • 返品オーダの発注先は変更できません。オリジナルのオーダが返品オーダでない場合、金額と数量の正負は反対になります。価格、値引、およびレートはオリジナルオーダのものが適用されます。
  • オリジナルオーダのすべての品目が原価品目またはサービス品目の場合にのみ、コストオーダにコピーできます。
  • プロジェクト品目を含むオーダラインがコピーされます。異なる発注先を発行すると、レポートに警告が表示されます。
  • 履歴からオーダをコピーする場合は取引高ラインのみが含められます。
  • 現在のオーダからオーダをコピーするときに、納入数量が入力されている場合はこの数量が基準として使用されます。そうでない場合、この処理はオーダ数量が基準になります。
オーダラインをコピーする際の制限

オーダラインがコピー可能になるには、いくつかの条件を満たす必要があります。オーダラインは、次の場合にコピーできません。

  • オーダラインのリンク先のプロジェクトが、無効であるか、取り消されている
  • 品目がブロックされている
  • 品目の単位に変換係数がない
  • コピー先のオーダシリーズが一杯である
  • 会社が間違っているためにコピー先のオーダタイプが正しくない、または ILC がオンのときにコレクトオーダがコピーされている
  • コピー元のオーダの契約が正しくない
  • コピー元のオーダが存在しない
  • コピー元の履歴オーダに請求ラインがない
  • 入庫日がオーダ日付より前である

これらすべての条件がチェックされます。コピーアクションの結果はレポートに出力できます。

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