マトリックス構造
正しい価格情報を取得して、オーダ、積荷、出荷の価格、値引、輸送コストを計算するために、価格マトリックスを指定できます。マトリックスとは、価格設定情報が特定の基準に従ってグループ化されている構造です。
価格設定マトリックス
価格マトリックスでは、顧客、発注先、品目などに関する、価格、値引、販促、または輸送レートを指定できます。
次の価格マトリックスを使用できます。
- 価格マトリックス
- 値引マトリックス
- 販促マトリックス
- 輸送レートマトリックス
価格マトリックス
次のセッションでは、マトリックス属性値のメンテナンスや、販売価格、購買価格、または振替価格へのリンクのメンテナンスができます。
値引マトリックス
次のセッションでは、マトリックス属性値のメンテナンスや、販売または購買値引へのリンクのメンテナンスができます。
販促マトリックス
次のセッションでは、マトリックス属性値のメンテナンスや、販売オーダおよび販売オーダラインの販促値引へのリンクのメンテナンスができます。
価格設定マトリックスの要素
各価格設定マトリックスには次の要素が含まれます。
マトリックスタイプ
マトリックスタイプは、マトリックス定義のタイプおよび価格マトリックスのタイプを定義するために使用します。マトリックスタイプは、一連のマトリックス属性にリンクします。価格マトリックスの各タイプには、独自のマトリックス属性があります。
マトリックス定義
マトリックス定義には、マトリックス属性とマトリックスタイプのグループが含まれています。
マトリックス属性
マトリックス属性は、価格、値引、販促、または輸送レートを設定する要素です。
マトリックス属性は次のセッションから得られるテーブルフィールドです。
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取引先 (tccom4500m000)
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販売オーダ (tdsls4100m000)
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購買オーダ (tdpur4100m000)
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品目 (tcibd0501m000)
マトリックス優先順位
マトリックス優先順位は、マトリックス定義の検索順序を指定するために使用します。マトリックス定義にマトリックス優先順位がない場合、定義を使用する価格設定マトリックスは検索されません。
価格設定情報
価格設定要素は次のセッションで指定できます。