例外(tcuef0105m000)

セッションの目的:  特定の品目を製造するために、部品表ラインや工順などの特定オブジェクトを使用するかどうかを定義します。

このセッションは、対象品目の製造に使用される部品表ライン、工順作業、購買取引先などのオブジェクトから開始する必要があります。部品表ラインなどの適切なオブジェクトを選択して、適切なメニューから例外 (tcuef0105m000) セッションを開始します。セッションが開始されたら、例外とする有効化コードまたは要件を定義する必要があります。次に、そのオブジェクトをどのような場合に使用するかを定義します。これは、有効チェックボックスおよび標準構成チェックボックスを次のように設定することで定義できます。

  • 有効チェックボックスをオンにし、標準構成チェックボックスをオフにすると、該当するオブジェクトは対象品目の標準構成から除外されます。ただし、顧客の要望などの特定の要件を満たすために、そのオブジェクトは特定の有効化コードまたは要件に関する構成に追加されます。
  • 有効チェックボックスをオフにし、標準構成チェックボックスをオンにすると、該当するオブジェクトは対象品目の標準構成の一部になります。ただし、顧客の要望などによっては、特定の有効化コードまたは要件に応じてこのオブジェクトを標準構成から除外することができます。
注意

有効チェックボックスと標準構成チェックボックスの両方をオフまたはオンにすると定義に矛盾が生じます。

次の表に、例外を定義できるオブジェクトと、例外 (tcuef0105m000) セッションを開始できる関連セッションを示します。

オブジェクト例外の定義を開始するセッション
設計部品表ライン 設計部品表 (tiedm1110m000)
製造部品表ライン 部品表 (tibom1110m000)
工順 品目 - 工順 (tirou1101m000)
工順作業 工順作業 (tirou1102m000)
ソーシング戦略 ソーシング戦略 (cprpd7110m000)
品目 - 発注先データ 品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)
設計モジュール 組立部品表と作業 (tiapl2520m000)

 

 

要件
有効化構成で使用される例外を記述するために定義する業務上の理由。たとえば、特定の市場、モデル、顧客などを要件として定義できます。

このフィールドに何も入力しなかった場合、例外は単一の有効化コードにリンクされます。

有効化コード
例外を適用する有効化コード

このフィールドに何も入力しなかった場合、例外は要件にリンクされます。

オブジェクト
例外がリンクされるオブジェクト

次のオブジェクトを指定できます。

  • 設計部品表 (EBOM) ライン
  • 製造部品表 (PBOM) ライン
  • 工順
  • 工順作業
  • 外注方法
  • 品目 - 発注先データ
有効
このチェックボックスがオンの場合、 例外がリンクされるオブジェクト (例: 部品表ライン) が、該当する有効化コードに対して有効になります。