輸入ライセンスチェック

数量チェック:

• 購買オーダラインの場合、棚卸単位に変換されたオーダ数量が使用されます。
• 入庫ラインの場合、入庫する数量 (棚卸単位) が使用されます。
• 事前出荷通知 (該当する場合) (事前出荷通知は出荷が履行される前に受け取られ、そのレコードについてコンプライアンスチェックが実行される)

価額チェック

• 購買オーダラインの場合、(正味オーダライン金額 – オーダ値引額) 計算が使用されます。
• 入庫ラインの場合、価額は入庫する数量の価額と等しくなります。この価額は、購買オーダの商業価格またはスケジュール納入ライン、あるいは両方に基づきます。正しい資材価格も入庫ラインに指定されます。
• 金額は、内部為替レートを使用してライセンス通貨に換算されます。
• 発生元が購買オーダまたは購買スケジュール以外の入庫ラインの場合、品目の商業価格に基づいて、入庫する数量の価額を決定する必要があります。それ以外の場合は、関税値 (該当する場合) を使用できます。

コンプライアンスチェック失敗

関連情報が特定されない場合、コンプライアンスチェックは以下のように失敗となります。

• ライセンス番号フィールドの値が指定されていない場合、チェックは失敗します。例外: スクリーニングコードがライセンス不要に設定されている場合、ライセンス番号の指定は不要です。
• ライセンスデータが指定されていない場合、コンプライアンスチェック失敗が記録され、失敗理由コードがマスタデータ不足に設定されます。
• 輸入ライセンス (tcgtc0120m100) セッションの制限数量の適用または制限価額の適用チェックボックスがオンの場合、チェックが実行され、伝票の数量または価額を検証できるかどうかが確認されます。見つかった輸入ライセンスに指定されている残数量または残価額が伝票の数量または価額よりも少ない場合、コンプライアンスチェックは失敗になります。コンプライアンスチェック失敗が記録され、失敗理由コードが運用上の問題に設定されます。