輸出ライセンス消費

内部輸出チェックが実行されると、輸出ライセンスの消費が特定されます。これは、輸出ライセンス (tcgtc0120m000) セッションで輸出ライセンスの制限数量の適用または制限価額の適用チェックボックスがオンの場合に限られます。出荷確認では、輸出ライセンス消費 (tcgtc1520m000) セッションで消費ラインが生成されます。制限数量が適用される場合、出荷済数量が品目の棚卸単位で指定されます。制限価額が適用される場合、出荷金額は、ライセンス通貨 (内部為替レートによる) に換算され、消費として保存されます。この価額は、税金、輸入仕入原価または追加原価を除外した金額です。

支払不要の販売オーダラインの場合、オーダライン価格ではなく、関税値を使用する必要があります。納入ラインの価格もしくは割引または両方が変更された場合、これに対応する修正金額はライセンス消費の一部として表示されません。

また、出荷とリンクする販売返品オーダラインについて入庫が確認された場合、関連輸出ライセンスの消費数量/価額からこの数量または価額を減らす必要はありません。

輸出ライセンス消費は、グローバル貿易コンプライアンスパラメータ (tcgtc0100m000) セッションのログ履歴チェックボックスがオンの場合にのみ、履歴セッションでアーカイブされます。