労務および経費の関係会社間取引

多国籍会社がドバイで沖合プロジェクトを遂行しています。このプロジェクトはオランダにある本社が管理していますが、実際の遂行は現地部署のスタッフが担当しています。現地部署はプロジェクトに費やした時間および経費を本社に請求します。

従業員が別の部署の代わりに時間や経費を記帳する場合、関係会社間取引を設定して、従業員が遂行を手伝ったオーダまたはプロジェクトを所有する部署に、従業員の部署が内部請求する金額を決定することができます。

財務会計では、この金額は従業員の部署の収益として記帳されます。オーダの部署では、この金額は従業員の部署に財務会計では、この金額は従業員の部署に対して支払義務のあるコストとして記帳されます。必要に応じて、従業員の部署からオーダまたはプロジェクトの部署根の請求を指定できます。

関係会社間取引シナリオ 経費および労務費には、これらの金額の決定に使用されるレートを定義する各種オプションがあります。

時間および経費の関係会社間取引処理

時間および経費について関係会社間取引が設定されている場合、従業員管理の関連セッションで、時間および経費の個々の記帳について関係会社間取引オーダが作成されます。関係会社間取引オーダでは、一般時間または経費の記帳が発生元オブジェクトとして表示されます。オーダまたはプロジェクトについて経費を記帳している場合、オーダまたはプロジェクトは発生元オブジェクトであり、時間または経費の記帳が関連オブジェクトです。

複数のロジスティック会社

複数のロジスティック会社にわたって時間または経費を記帳できます。たとえば、ロジスティック会社 X の部署 A に属する従業員は、ロジスティック会社 Y の部署 B に属するプロジェクトについて時間を記帳できます。