関係会社間取引シナリオの内部資材納入商品および関連する所有権は、ある内部法人から別の内部法人に移動します。たとえば、倉庫移動で、商品がある倉庫から別の倉庫へ移動します。両方の倉庫が、エンティティとして定義されています。このシナリオでは、出荷エンティティが入庫エンティティの代わりに費用を負担するか、入庫エンティティに費用を請求します。 業務プロセス 倉庫移動では、内部資材納入シナリオを使用します。 このシナリオでは、発生元オーダが転送オーダとなります。転送オーダが作成されると、関係会社間取引オーダが作成されます。独立する関連オーダはありません。関係会社間取引オーダの場合、関連ビジネスオブジェクトフィールドが空白になります。 取引ラインは、転送オーダの出庫オーダラインの出荷が作成されたときに作成されます。この時点で、出庫倉庫ないし販売倉庫は、受入倉庫に対して請求することができます。このシナリオでは、関係会社間取引オーダにおいて出庫倉庫が販売組織となり、受入倉庫は購買組織となります。 出庫倉庫からの 1 回の出荷に対して、受入倉庫側では入庫が複数回となる場合があります。したがって、複数回の入庫が取引ラインに表示される場合があります。 複数会社倉庫移動 複数会社倉庫移動では、2 つの倉庫移動オーダが作成されます。1 つは出庫倉庫会社のものであり、もう 1 つは受入倉庫会社のものです。出庫倉庫の移転オーダは、関係会社間取引オーダの発生元オーダであり、受入会社の移転オーダは関連オーダとなります。 外注デポ修理シナリオにおける子オーダ 子オーダが関係する外注デポ修理シナリオでは、内部資材納入シナリオが使用されます。詳細は、次の情報を参照してください: 関係会社間取引における外注デポ修理 - 処理および設定。 サポートする価格発生元
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