資材価格情報 - 販売スケジュール

販売スケジュール (tdsls3611m000) セッションで販売スケジュールラインが生成される場合、リンクされた販売契約ラインから資材価格情報が取得されます。この価格情報は、スケジュールライン番号レベルまたは計画済倉庫オーダラインレベルでリンクされます。販売スケジュールが、価格が指定された処理済販売発行から生じている場合、この価格はスケジュールライン/計画倉庫オーダラインでも使用されます。この場合、スケジュールライン/計画倉庫オーダラインの資材価格情報は取得されません。

販売スケジュールライン/計画倉庫オーダラインの資材価格情報は更新できません。

リンクされた契約ラインについて指定された資材価格情報が修正されても、スケジュールライン/計画倉庫オーダラインは更新されません。

販売スケジュールについて計画倉庫オーダを生成する必要がある場合、資材価格情報は、計画倉庫オーダの生成時に承認の際に生成されます。

計画倉庫オーダが適用されない場合、資材価格情報はスケジュールラインの作成時に生成されます。

販売スケジュールラインまたは計画倉庫オーダの品目が納入された後、販売スケジュール実際納入ライン (tdsls3140m000) セッションおよび販売スケジュール実際納入ライン (tdsls3140m100) セッションに実際納入ラインが追加されます。資材価格情報のデフォルト値は、関連するスケジュールラインから取得されます。

資材実際価格を取得できない場合は、可能な最善のオプションが検討されます。たとえば、請求日が必要でもまだわからない場合、請求日の代わりに実際取引日を使用しておおよその資材実際価格が取得されます。

実際納入の価格と値引の変更 (tdpcg1600m100) セッションで、スケジュール納入後に価格と割引を修正できます。品目の納入後に実際納入の価格と値引の変更 (tdpcg1600m100) セッションの適切なメニューで資材価格情報を選択して、資材価格情報 (tcmpr1600m000) セッションで資材価格情報を修正します。

消費が処理され、一致する販売スケジュールラインが見つかると、販売スケジュール請求ライン (tdsls3140m200) セッションで販売請求ラインが生成されます。請求ラインの価格および資材価格情報は、スケジュールライン/計画倉庫オーダラインから取得されます。

資材実際価格は、消費販売スケジュール請求書ラインの作成時に決定されます。一致する販売スケジュールラインが存在しない場合は、委託請求オーダが生成されます。オーダの価格、割引、および資材価格情報はマスタデータから取得されます。

販売スケジュールラインを請求に発行する場合、有効な資材実際価格が必要です。利用可能な資材実際価格がない場合、請求書を作成できず、エラーメッセージが表示されます。

マニュアルで請求書ラインの資材実際価格を指定するか、価格および値引の再計算パラメータ (tdpcg0240s000) セッションを使用して実際価格を再設定する必要があります。

販売スケジュール請求書ラインについて請求書訂正が指定されている場合は、マイナスの数量が適用されます。金額は、価格、割引、および資材価格に基づいて計算されます。請求書訂正の資材価格情報は更新できません。