資材価格情報の更新 - 一般的論理購買伝票または販売伝票用に資材価格情報が取得された後、資材価格情報を更新できます。 資材価格情報は、以下の方法で更新できます。
資材価格情をマニュアルで変更する 取得された資材価格情報をマニュアルで修正すると、デフォルトで、関連セッションのマニュアルチェックボックスがオンになります。資材実際価格をマニュアルで修正すると、デフォルトで、文書の資材情報 (tcmpr1110m000) セッションのマニュアル実際価格チェックボックスがオンになります。 資材価格情報のコピーはマニュアル処理です。そのため、資材価格情報をコピーすると、デフォルトでマニュアルチェックボックスがオンになります。 資材価格を再設定する 資材価格情報 (tcmpr1600m000) セッションで適切なメニューの資材価格の再設定をクリックして価格および値引の再計算パラメータ (tdpcg0240s000) セッションを開始します。ここで、伝票の資材価格情報を再設定できます。 オプションで、マニュアルで追加または修正された資材情報を再設定処理から除外するか、マニュアルでの変更を維持できます。 親伝票ラインを更新する 伝票ラインについて取引先、品目、有効化コード、オプションリスト ID、日付などのフィールドを修正すると、リンクされた資材価格情報が常に再設定されます。 資材価格パラメータ (tcmpr0100m000) セッションの資材情報の再設定 (購買伝票) および資材情報の再設定 (販売伝票) フィールドを使用して、親伝票ラインが (再) 承認されたときにリンクされた資材価格情報を管理するための処理が決まります。価格情報を自動的に再設定するか、対話式で再設定するか、再設定しないようにできます。 資材情報の再設定が対話式の場合、マニュアルで更新された資材価格情報も再設定するかどうか指定できます。資材情報の再設定が自動の場合、マニュアルで更新された伝票価格合意および伝票資材情報は、再設定処理に含まれません。 伝票ライン価格の更新 資材が伝票ラインにリンクされている場合、伝票ラインの価格をマニュアルで更新できます。ただし、資材価格よりも高い価格を指定する必要があります。そうでない場合はエラーメッセージが出力されます。
例
価格を 25 ユーロから 11 ユーロに変更するとエラーメッセージが表示されます。これは、価格は 12 ユーロを下回ってはいけないためです。 基準価格と実際価格は、文書の資材情報 (tcmpr1110m000) セッションで減らすことができます。 伝票ラインにリンクされた資材の資材基準価格が修正された場合、伝票ラインに資材価格付加費用が含まれていなければ、伝票ラインの価格フィールドは更新されません。これは、資材基準価格が価格に含まれるとみなされるためです。価格の変更は、資材の付加費用を計算する場合のみ処理されます。
例
資材価格付加費用を伴う販売オーダライン
販売オーダラインについて指定される資材価格は、以下のようになります。
資材基準価格が 35 ユーロから 40 ユーロに変わると、資材価格付加費用は -3 ユーロ (37 ユーロ – 40 ユーロ) に変わります。その結果、販売オーダライン価格は 47 ユーロ (販売価格 50 ユーロ + 資材価格付加費用 -3 ユーロ) になります。 資材価格付加費用を伴わない販売オーダライン
販売オーダラインについて指定される資材価格は、以下のようになります。
資材基準価格が 35 ユーロから 40 ユーロに変わっても、販売オーダライン価格は 50 ユーロのままです。
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