税金登録の前提条件
税金登録を設定するには、まず必要なデータを定義しなければなりません。 必要なデータは、税金タイプが付加価値税 (VAT)、売上税、または源泉徴収税のいずれかによって異なります。
共通前提条件
すべてのタイプの税金について、次のデータを設定または定義する必要があります。
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導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションで税チェックボックスをオンにします。
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国 (tcmcs0510m000) セッションで、国を定義します。
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一般会社データ (tccom0102s000) セッションで、会社の本国を指定します。 国 (tcmcs0110s000) セッションで、会社の本国に対して EU 加盟国チェックボックスをオンにした場合、その本国が EU 加盟国であることが LN に指定されます。
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取引先 (tccom4100s000) セッションで、請求元役割および支払先役割のみを持つ取引先を、税金または社会献金の支払先である当局に定義します。 所轄税務署チェックボックスをオンにする必要があります。
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財務会計で、LN での税額の転記先となる元帳勘定とディメンションを指定します。
付加価値税 (VAT) および EU の税金に関する前提条件
EU の税金など、付加価値税については、次のデータを設定または定義する必要があります。
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一般会社データ (tccom0102s000) セッションで、自社の税金番号を入力します。
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導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000) セッションで、EU 売上申告チェックボックスとEU 統計レポートチェックボックスをオンにします (該当する場合)。
- EU 加盟国の場合は、国 (tcmcs0110s000) セッションでEU 加盟国チェックボックスをオンにします。
売上税の前提条件
売上税については、次のデータを設定または定義する必要があります。
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COM パラメータ (tccom0000s000) セッションで仕向地の売上税適用可能チェックボックスをオンにします。
- 税金プロバイダを使用する場合は、税金プロバイダインタフェースの設定に記載されている手順に従います。
- 各国の税務当局を税務当局 (tcmcs1137m000) セッションで定義します。
- 必要に応じて、税務当局グループ (tcmcs1140m000) セッションで定義する税務当局グループの税務当局をグループ化できます。
- 仕向地売上税について、商品の出荷元倉庫の住所および納品先住所を住所 (tccom4530m000) セッションで定義します。
- また、仕向地売上税について、住所の GEO コードを住所 (tccom4530m000) セッションで定義します。 税金プロバイダを使用している場合は、その税金プロバイダを使用して各住所の GEO コードを生成する必要があります。
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免税の理由を理由 (tcmcs0105m000) セッションで定義します。