課税設定の例外の定義
派生した税金コードが正しくない状況に対して、課税設定の例外を定義できます。税金コードの例外とは、標準税金コードおよび課税国の計算結果から生じる値以外の税金コードや課税国および取引先課税国を定義する取引詳細のセットです。
たとえば、特定の出荷元国と受渡条件が設定された購買取引に特定の税金コードを使用したい場合は、課税設定の例外を定義できます。
課税設定の例外を定義するには
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会社セット (tctax0170m000) セッションで、1 つ以上の財務会社セットを定義します。
会社セット別会社 (tctax0171m000) セッションで、財務会社を会社セットに追加します。各財務会社が 1 つの財務会社セットに属するようにしてください。
1 つの財務会社の課税設定の例外を定義するには、1 つの会社のみが含まれる会社セットを作成します。
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財務会社セットには、次のいずれかの方法で課税設定の例外を定義します。
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税金パラメータ (tctax0100m000) セッションで、以下の詳細を選択します。
免税レベル
使用する方法を選択し、
免税を定義します。免税を定義しない場合は、
制限付を選択します。
検索オーダ
次のいずれかの値を選択します。
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検索オーダフィールドのいずれかで、国別例外または国セット別例外を選択します (可能な場合)。
- 課税設定の例外に追加して免税を定義する場合は、検索オーダフィールドの国別免税または国セット別免税を選択する必要もあります。
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テスト税金シナリオ (tctax8100m000) セッションを使用して、生成される税金コードと課税国をさまざまな条件でテストし、必要な調整を行います。