代替製造元から品目を購入するには

多くの場合、さまざまな構成要素から自社製品を作成する会社では、他の製造元から構成要素を購入し、これらの構成要素を自社の名前の元に自社製品の一部として販売することがあります。ある構成要素の仕様および品質が既存のものと似ているか同一ならば、その構成要素を多様な製造元から取得することが可能です。

こうした構成要素の例として、自動車産業におけるエンジンとタイヤ、または電子装置産業における集積回路基盤などがあります。

構成要素は、製造元から直接購入することも、中間発注先から購入することもできます。製造元に発注可能な最小数量よりも必要なオーダ数量が少ない場合、通常は中間発注先から構成要素を購入します。中間発注先では、複数の製造元から構成要素を取得できます。この場合、承認している製造元であれば、これらの発注先から取得する構成要素を受け入れることができます。品目の製造元の承認は、品目のテクニカルコーディネータが担当します。

発注した品目の受領時に、承認済の製造元によって製造された品目であるかどうかをチェックする必要があります。

LN では、1 つの品目に複数の製造元を指定して、承認済の製造元の品目のみを確実に受領することができます。