カレンダーの使用カレンダー (カレンダーコード/利用性タイプ) を利用するには、資源にリンクする必要があります。カレンダーコードと利用性タイプの利用可能な組合せを表示するには、カレンダー利用性タイプ (tcccp0150m000) セッションを開始します。カレンダーコード別または利用性タイプ別にレコードをソートできます。 検索パス LN のパッケージで何らかの資源についてカレンダーデータが必要になった場合、LN はその特定の資源に適用可能なカレンダーコードを検索します。その資源とリンクするカレンダーがない場合、LN は上位資源レベルのカレンダーを検索していき、最後は会社カレンダーを検索します。 たとえば、製造では、LN はワークセンタとカレンダーコードがリンクしているかどうかをチェックします。ワークセンタとリンクするカレンダーコードがない場合、LN は製造部署をチェックします。LN でカレンダーコードが見つからない場合は、計画は行われません。
注意
検索パスには、週労働時間は含まれません。目的の日付がすべて範囲とはならないカレンダーコードが見つかった場合、LN では週労働時間だけが使用されます。
LN のカレンダーデータ この表は、もっとも一般的な資源にカレンダーをリンクする方法を示したものです。
以降のセクションでは、LN のさまざまな部分でのカレンダーの使用方法を示します。
倉庫管理
倉庫管理では、カレンダーを使用して、倉庫の営業時間を指定できます。 LN における倉庫オーダの計画納期および計画入庫日の計算方法については、カレンダー修正の決定LN でのカレンダー修正の決定方法を参照してください。 LN における時系列オーダポイント (TPOP) または統計在庫管理 (SIC) を使用した倉庫の補充のための計画納期および計画入庫日の計算方法については、次のトピックを参照してください。
製造
それぞれのワークセンタは、カレンダーを持つことができます。ワークセンタにカレンダーがない場合、生産部署の必須カレンダーそのワークセンタの計画機能のデフォルトになります。 詳細は、次の情報を参照してください: 製造におけるカレンダーの働き。
プロジェクト
プロジェクトでは、従業員計画と設備計画に外部スケジュールパッケージを使用します。外部スケジュールパッケージは LN のカレンダーおよび期間からカレンダーデータを取得します。 詳細は、次の情報を参照してください: 外部スケジュールパッケージとのカレンダーの統合。
サービス
サービスでは、カレンダーを使用して、クラスタがいつサービスに利用可能であるかを指定するとともに、サービスアクティビティを行うためにいつサービス部署が利用可能かを定義します。 詳細は、次の情報を参照してください: サービスカレンダーを使用するには。
企業計画
計画処理において、企業計画では、ワークセンタや倉庫などにリンクしたカレンダーが使用されます。 製造能力の低下または増強をシミュレートするため、特定のシナリオ用に、デフォルトのカレンダーを別のものに置き換えることができます。これにより、シナリオごとに異なるバージョンの作業時間を作成できます。こうしたシナリオにより、機械を増やした場合の効果、あるいはメンテナンスのために機械の稼働を中止した場合の影響を分析できます。 詳細は、次の情報を参照してください: 企業計画でのカレンダー。
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