数量フォーマットを使用するには
LN では、数量の用途に応じて異なる精度で数量を登録および表示します。用途の各タイプは、あらかじめ定義されたフォーマットコードで表されます。フォーマットコードテーブルには、あらかじめ定義されている数量フォーマットコードが一覧表示されています。
一般単位別フォーマット (ttaad1107m000) セッションを使用して、一般単位を数量フォーマットコードにリンクし、各一般単位のフォーマットを定義します。フォーマットは、単位のタイプに対応したものを定義する必要があります。たとえば、整数のみが使用される単位には、多くの小数を伴うフォーマットを使用しないでください。
例
特定単位の数量を登録するには:
- 小数点第 4 位までを在庫管理に使用する場合
- 小数点第 2 位までを販売または購買オーダに使用する場合
上記の場合は次の手順を実行してください。
-
一般単位別フォーマット (ttaad1107m000) セッションを開始します
- 在庫アプリケーション (Q20) 用のフォーマットコードを選択します
- フォーマットコードに一般単位を追加し、小数点第 4 位までのフォーマットを定義します
- 購買 (Q13) および販売 (Q25) でのオーダ数量のフォーマットコードごとにステップ 2 および 3 を繰り返します。ここでは、小数点第 2 位までのフォーマットを定義します
結果として、在庫の数量単位は小数点第 4 位までを伴なって表示されます。また、小数点第 4 位までを伴なう数量を在庫調整セッションで入力することもできます。
LN では、この単位で表わされたオーダ済購買または販売数量が小数点第 2 位までを伴なって表示されます。販売または購買オーダをマニュアルで入力または調整する場合は、小数点第 2 位まで入力できます。
フォーマットコードテーブル
フォーマットコード | アプリケーション |
Q03 | BOM 単位 |
Q04 | BOM での正味数量 |
Q05 | 工順単位 |
Q06 | 生産速度 |
Q07 | 構成要素数量 |
Q08 | 出庫数量 |
Q09 | 終了製品数量 |
Q10 | 数量 (MPS データ) |
Q11 | 単位数 |
Q12 | オーダ数量 (PRP) |
Q13 | オーダ数量 (PUR) |
Q14 | 計画数量 (CRP) |
Q20 | 在庫数量 |
Q21 | 倉庫オーダデータ 1 |
Q22 | 倉庫オーダデータ 2 |
Q23 | 累計使用数量 1 |
Q24 | 累計使用数量 2 |
Q25 | オーダ数量 (SLS) |
Q30 | 公式サイズ |
Q31 | 正味数量 (FRM 構成要素) |
Q32 | 工順単位 (処理) |
Q33 | 生産速度 (処理) |
Q34 | 終了製品数量 (処理) |
Q35 | コンテナ数量 |
Q35 | 構成要素数量 (処理) |
Q37 | 副製品数量 (処理) |
Q38 | 数量 (QMS) |
Q40 | 数量 (SMA) |
Q45 | 設置数量 (SMA) |
Q50 | 共通数量フォーマットプロジェクト |
Q51 | 期間 |
Q52 | 標準および生産速度 |
Q53 | 進捗数量 |
Q54 | 利用係数 |
Q55 | 作業中止日数 |
Q56 | 標準能力利用 |
Q57 | 要素数量 |
Q58 | 仕損率/割合 |
Q59 | 仕損数量 |
Q60 | 算出率 |