オーダ数量設定

オーダ数量設定は、計画オーダの推奨オーダ数量の決定に使用されます。

推奨オーダ数量は、品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000) セッションのオーダ数量設定および選択されたオーダ方法の組合せで決定されます。

単位オーダ数量

単位オーダ数量は、品目のオーダ方法がロットフォーロット経済発注量、または最大在庫に補充の場合に使用されます。

常に、この単位オーダ数量の倍数であるオーダ数量が推奨されます。

必要なオーダ数量が 62 で単位オーダ数量が 8 の場合は、オーダ数量 64 が推奨されます。

最小オーダ数量

最小オーダ数量は、すべてのオーダ方法で使用されます。品目のオーダ数量が最小オーダ数量を下回る場合は、常にこの最小オーダ数量以上のオーダ数量が推奨されます。

  • 経済在庫を 100 とします。
  • 発注点を 230 とします。
  • オーダ方法をロットフォーロットとします。
  • 最小オーダ数量を 800 とします。

この場合、LN では、数量 130 (230-100) についてオーダが生成されるのではなく、数量 800 について計画オーダが生成されます。

最大オーダ数量

最大オーダ数量は、すべてのオーダ方法で使用されます。品目のオーダ数量が最大オーダ数量を上回る場合は、常にこの最小オーダ数量以下のオーダ数量が推奨されます。

  • 経済在庫を 100 とします。
  • 発注点を 530 とします。
  • オーダ方法をロットフォーロットとします。
  • 最大オーダ数量を 400 とします。

この場合、LN では、数量 430 (530-100) について 1 つの計画オーダが生成されるのではなく、数量 400 ずつのオーダが 2 つ生成されます。

固定オーダ数量

固定発注量は、品目のオーダ方法が固定オーダ数量の場合に使用されます。

オーダ方法が固定オーダ数量の場合

  • 最小オーダ数量以上の固定オーダ数量
  • 最大オーダ数量以下の固定オーダ数量
  • オーダ方法を固定オーダ数量とします。
  • 固定発注量を 20 とします。

70 単位が必要だとすると、LN では、20 単位のオーダが 4 つ (合計 80 単位) 生成されます。

経済発注量

経済発注量は、品目のオーダ方法が経済発注量の場合に使用されます。

オーダ方法が経済発注量の場合

  • 最小オーダ数量以上の経済発注量
  • 最大オーダ数量以下の経済発注量
  • オーダシステムSIC でオーダ方法が経済発注量の品目について、20 単位の計画オーダが生成されます。
  • 最小オーダ数量を 25 とします。
  • 経済発注量を 30 とします。

この場合、オーダは 30 単位に調整されます。

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