従業員の定義

自社の従業員をすべて LN に登録する必要はありません。ただし、次の従業員は指定する必要があります。

  • 次のモジュールについて時間を見込む必要がある従業員

    • 従業員管理の時間および経費モジュール
    • 財務会計の原価計算モジュール
  • 取引先に割り当てる従業員。たとえば、次のように割り当てる必要があります

    • 信用アナリストを請求先取引先に割当
    • 購買窓口を購買元取引先に割当
    • 窓口を販売先取引先に割当
  • 以下のように、特定の役割がある従業員。

    • 計画者
    • 購買担当
    • 販売担当

どの LN パッケージにも、何らかの固有な役割が含まれます。

従業員は、従業員 - 一般 (tccom0101m000) セッションで定義します。適切なメニューで、従業員のスキルや役割などを定義するためのさまざまなセッションを開始できます。

従業員の定義の完了後に、従業員 360 (bpmdm0101m100) セッションを使用して従業員の詳細な情報を定義および表示することもできます。

部署

従業員を、サービスセンタやワークセンタなどの部署に割り当てる必要があります。この情報は製造計画および能力計算に使用されます。

スキル

LN では、従業員のスキル情報が品質およびサービスでのリソース計画に使用されます。次のセッションを使用して、スキルを定義したり、定義済のスキルを従業員にリンクしたりできます。

  • スキル (tcppl0110m000)
  • 従業員別スキル (tcppl0120m000)
役割

役割を使用して、特定のタスクおよび処理を実行するため、または特定のデータにアクセスするために、従業員の位置および権限を指定できます。役割は、ユーザのグループや個々のユーザに割り当てることができます。

役割を定義して、定義済の役割をユーザに割り当てるには、次のセッションを使用します。

  • 役割 (tcppl0160m000)
  • 従業員別役割 (tcppl0170m000)
グループ

複数の従業員に同時に役割を割り当てるには、従業員のグループを指定して、そのグループに対し次のセッションで役割を割り当てます。

  • 役割 (tcppl0160m000)
  • チーム (tcppl0140m000)
  • チーム別従業員 (tcppl0150m000)
  • チーム別役割 (tcppl0180m000)
注意

次のセッションまたはモジュールで、従業員に役割を割り当てることができます。

  • 役割 (tcppl0160m000) セッションこれらの役割は、データ管理で使用されます。
  • 権限管理システムモジュール。これらの役割は、構成管理モジュールで使用されます
特殊な役割が伴う従業員の例
  • 品目基準データおよび在庫分析モジュールの計画者
  • 品目基準データおよび在庫分析モジュールの工程計画者
  • 品目基準データモジュールの品目オーダデータの購買担当
  • 購買管理モジュールの購買担当
  • 販売管理モジュールの販売担当
  • 関係管理モジュールの従業員
  • 請求先取引先にリンクしている信用アナリスト
  • 購買元取引先にリンクしている購買窓口
  • 該当プロジェクトのリソースの一部であり、プロジェクト労務費の発生元であるプロジェクト従業員
  • サービスでのメンテナンス従業員およびサポートエンジニア
  • サービスでのサービスオーダ見積を担当する販売担当