文書の資材情報 (tcmpr1110m000)セッションの目的: 特定のビジネス文書の、資材および関連する価格情報を表示します。
ビジネスオブジェクト 資材がリンクされているビジネスオブジェクトの番号 ビジネスオブジェクト参照 入庫番号またはオーダ番号など、ビジネスオブジェクトよりも詳細な取引識別。GRNI 調整など、ビジネスオブジェクトが単独で十分な情報を提供しない場合は、取引照合の調整中に参照を使用できます。
注意
ビジネスオブジェクト参照は参照リンクとは異なります。 品目 購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具。 品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。 非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
ライン 資材を識別するライン番号 資材 品目を構成する物。たとえば、木材、ナイロン、銅、金などです。 内容数量 品目の一部である資材の数量 数量単位
品目資材内容を表す単位
注意
承認済変換係数はこのセッションの数量単位と資材 (tcmpr0110m000) セッションの数量単位の間に存在する必要があります。 数量係数 内容数量の基準となる品目の単位数 0.001 グラムの金など、少量の資材を含む品目の場合、このフィールドに、1000 (1000 品目で 1 グラムを表す) などの係数を入力すると便利です。 棚卸単位 品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。 棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。 請求可能数量係数 実際に請求可能な資材内容数量の割合 請求可能数量は次のように計算されます。 請求可能数量係数 × 内容数量 例
基準価格 資材の基本的な価格で、資材価格付加費用の計算の基準として使用されます。 価格が変動する資材の場合、資材基準価格を使用することによって、高い資材付加費用を避け現実的な初期価格を保証できます。
例
品目 「プラスチック被覆銅線」 の場合、価格の主要な部分として銅の価格が含まれます。その他に、プラスチック被覆の費用、および銅線にプラスチック被覆を施す製造原価が含まれます。 プラスチック被覆銅線 1 メートルの原価が $8.00 の場合、価格の内訳は次のようになります。
初期価格がわずか $1.022 で (変動する) 資材価格付加費用が $6.978 にもなる、という状況を避けるため、銅の (おおよその) 資材基準価格を $6.500 に指定できます。そうすると、初期価格が $7.522 (0.422 + 0.600 + 6.500)、資材価格付加費用が $0.478 (6.978 - 6.500) となり、より現実的な数字となります。 価格単位 実際価格 特定日付の資材交換から取得される資材の実際の価格 マニュアル実際価格
このチェックボックスがオンの場合、
資材実際価格をマニュアルで指定または更新します。
注意
このチェックボックスがオンの場合、実際価格の再設定処理中に、資材実際価格は上書きされません。マニュアル実際価格を上書きできるのは、資材価格情報の再設定中に価格および値引の再計算パラメータ (tdpcg0240s000) セッションのマニュアル実際価格の上書きチェックボックスがオンになっている場合のみです。 マニュアル
このチェックボックスがオンの場合、マニュアルで資材を追加したか、このセッションの資材情報をマニュアルで更新しました。 無視
このチェックボックスがオンの場合、資材を無視するか、ビジネス文書に考慮されないようにする必要があります。結果として、価格および値引の再計算パラメータ (tdpcg0240s000) セッションでの資材価格の再設定時にも除外されます。 資材を無視するには、このセッションの適切なメニューの無視をクリックします。 テキスト
このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。
無視 このビジネス文書の資材を無視します。この結果、資材ラインの無視チェックボックスがオンになります。 履歴
資材価格情報資材ライン履歴 (tcmpr1560m000) セッションが開始されます。
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