資材基準価格 (tcmpr0140m000)セッションの目的: 価格リストまたは取引先、および品目の資材基準価格を表示、指定、および更新します。
注意
資材基準価格をすべての品目や取引先に適用する必要がある場合はフィールドを空白にします。たとえば、品目フィールドを空白にすると、資材基準価格はすべての品目に適用されます。
資材 品目を構成する物。たとえば、木材、ナイロン、銅、金などです。 ビジネス文書モジュール
資材基準価格が調達、販売、またはその両方で使用されるかどうかを指定します。 価格リスト 顧客および発注先のデフォルト値と値引のリスト。価格リストを品目と品目グループに、および販売先取引先と購買元取引先にリンクできます。
注意
価格リストが指定されている場合、現在のセッションで取引先を指定することはできません。資材基準価格は、購買元取引先 (tccom4520m000) セッションまたは販売先取引先 (tccom4510m000) セッションでリンクされた価格リストを持つすべての購買元取引先または販売先取引先に適用されます。 販売先取引先 一般的には顧客の購買部署。つまり、企業が扱う商品またはサービスに対してオーダを出す取引先、企業がメンテナンスを請け負う設備機器の所有者、または企業が実行するプロジェクトの受益者を意味します。 販売先取引先との契約には次のような事柄が含まれます。
注意
取引先が指定されている場合、このセッションで価格リストを指定することはできません。 出荷先取引先 オーダ商品の出荷先取引先。通常、これは顧客の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の出荷元となるデフォルト倉庫、運送業者および関連の販売先取引先が含まれます。
注意
取引先が指定されている場合、このセッションで価格リストを指定することはできません。 購買元取引先 商品またはサービスのオーダ先の取引先。これは通常発注先の販売部署になります。この定義には、デフォルト価格と値引合意、購買オーダのデフォルト、受渡条件、関連する出荷元と請求元の取引先が含まれます。
注意
取引先が指定されている場合、このセッションで価格リストを指定することはできません。 出荷元取引先 オーダ商品を組織に出荷する取引先。通常、これは発注先の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の入庫先となるデフォルト倉庫、商品を検査するかどうか、運送業者および関連の購買元取引先が含まれます。
注意
取引先が指定されている場合、このセッションで価格リストを指定することはできません。 品目 購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具。 品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。 非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
注意
発効日 そのレコードまたは設定が有効となる最初の日。通常、発効日には発効時刻も指定されます。 有効期限 そのレコードまたは設定が無効になる日付。通常、有効期限には失効時間も指定されます。 基準価格 資材の基本的な価格で、資材価格付加費用の計算の基準として使用されます。 価格が変動する資材の場合、資材基準価格を使用することによって、高い資材付加費用を避け現実的な初期価格を保証できます。
例
品目 「プラスチック被覆銅線」 の場合、価格の主要な部分として銅の価格が含まれます。その他に、プラスチック被覆の費用、および銅線にプラスチック被覆を施す製造原価が含まれます。 プラスチック被覆銅線 1 メートルの原価が $8.00 の場合、価格の内訳は次のようになります。
初期価格がわずか $1.022 で (変動する) 資材価格付加費用が $6.978 にもなる、という状況を避けるため、銅の (おおよその) 資材基準価格を $6.500 に指定できます。そうすると、初期価格が $7.522 (0.422 + 0.600 + 6.500)、資材価格付加費用が $0.478 (6.978 - 6.500) となり、より現実的な数字となります。 デフォルト 資材 (tcmpr0110m000) セッションの基準価格フィールド
有効な基準価格のみ このコマンドにマークが付いている場合、有効な資材基準価格のみが表示されます。
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