支払条件には、次の項目が含まれます。
- 請求書の支払を完了しなければならない期間
- 指定期間内に請求書の支払が完了した場合に保証される値引
支払条件によって、次の計算が可能になります。
- 支払期限の日付
- 値引期間が終了する日付
- 値引額
支払条件 (tcmcs0113s000)セッションの目的: 支払条件をメンテナンスします。 期日計算方法および期日計算優先順位フィールドは、支払期間フィールドの値が日数の場合のみ該当します。月数の場合、これらのフィールドは使用できません。 支払スケジュール 適切なメニューのスケジュールをクリックすると、支払条件にリンクされている支払スケジュールを表示できます。 支払条件にリンクされている支払スケジュールがない場合、このコマンドは使用できません。 支払スケジュールを支払条件にリンクさせるには、支払スケジュールヘッダフィールドで支払スケジュールヘッダ (tcmcs2120m000) セッションにズームします。支払スケジュールを選択したり、新規をクリックして新規支払スケジュールを定義したりできます。
支払条件 請求書の支払方法に関する合意事項 支払条件には、次の項目が含まれます。
支払条件によって、次の計算が可能になります。
支払期間 期日を計算する前または計算した後で、実際の期日を取得するために LN で請求書の伝票日付に加算される日数または月数 支払期間 支払期間の単位 指定可能な値 会計期間は選択できません。 月数 LNを選択した場合、期日計算フィールドが月末に設定され、期日計算の優先順位フィールドが適用なしに設定されます。これらのフィールドを変更することはできません。 期間数 最初の割引率を請求金額から差し引くことのできる、請求日からの日数 期間数 2 回目の割引率を請求金額から差し引くことのできる、請求日からの日数 指定可能な値 割引期間はすべて請求日から数え始めるので、この値は最初の割引期間よりも大きくなる必要があります。 期間数 3 回目の割引率を請求金額から差し引くことのできる、請求日からの日数 指定可能な値 すべての割引期間は請求日を起点として算出されるため、この値は必ず 2 回目の割引期間よりも大きくなければなりません。 割合 [%] 最初の割引期間の間に支払から差し引くことのできる請求金額の割合 指定可能な値 0 以上 % 2 回目の割引期間の間に支払から差し引くことのできる請求金額の割合 指定可能な値 各割引率は、その前の割引期間の割引率よりも低くなければなりません。 % 3 回目の割引期間の間に支払から差し引くことのできる請求金額の割合 指定可能な値 各割引率は、その前の割引期間の割引率よりも低くなければなりません。 日付 支払の期限である毎月の指定日。支払日数を指定した場合は、算出された期日が次の指定支払日に変更されます。 指定可能な値 1 から 31 まで
注意
指定支払日は最高 3 つまで指定することができます。支払日を複数指定した場合は、最初の日が最も小さい値、2 番目の日がその次に小さい値、以下同様に続く必要があります。 その前にある日付 フィールドに値を入力しない場合、そのフィールドはゼロにしてください。 支払日が 31 日の場合、31 日に満たない月についてはその月の最終日が支払日になります。 期日計算方法 期日の計算方法 期日計算優先順位
期日計算フィールドが月末の場合、期日の計算方法を示します。 割引日計算 割引日の計算方法 割引日計算
割引日計算フィールドが 「月末」 の場合の、割引日の計算方法を示します。 期日のフェンス (日数) 支払期限を過ぎてから顧客が督促を受けるまでの日数 期日計算フィールドが月末の場合、フェンスを指定できます。それ以外の場合は、LN で期日のフェンス (日数) フィールドがゼロに設定されます。 割引日のフェンス (日数) 支払期限を過ぎてから顧客が割引の資格を失うまでの日数 割引日計算フィールドが月末の場合、フェンスを指定できます。それ以外の場合は、LN で割引日のフェンス (日数) フィールドがゼロに設定されます。 割合 [%] 顧客が支払条件に定められた割引を超えることができる最高割合 顧客が支払条件より大きな割引を支払から差し引いており、以下の条件の一方または両方にあてはまる場合は、LN で警告メッセージが表示されます。
金額 顧客が支払条件に定められた割引を超えることができる最高金額。金額は参照通貨で表されます。 請求金額の入金を入力した際に、顧客が支払条件より多くの金額を支払から差し引いており、次に示す条件のどちらかまたは両方にあてはまる場合、警告メッセージが表示されます。
日数
割引額許容範囲について、このフィールドには顧客が割引日付を超過できる最大日数が含まれます。 顧客がここに示された日数よりも多く割引期間を使用した場合は、LN で警告メッセージが表示されます。 日数
期日の許容範囲について、このフィールドには、計算された支払期限が非稼働日 (土日または祝日) だった場合に、支払期限を後ろに移せる最大日数が入ります。最初の利用可能稼働日が、許容範囲に指定された日数を超えてしまう場合は、計算された支払期限後の最初の利用可能稼働日が実際の期限となります。 例
計算された期限が
税込割引
このチェックボックスがオンの場合、税金を含むすべての請求金額に対して割引が計算されます。ドイツおよび南アフリカなどではこれが標準です。 このチェックボックスがオフの場合、税額を差し引いた後の請求金額に対して割引が計算されます。オランダおよびイギリスなどではこれが標準です。 支払日数を割引計算に使用
このチェックボックスがオンの場合、少なくとも 1 つの支払日を指定していれば、各割引期間の計算された最終日は次の支払日に移動します。 割引後の税
このチェックボックスがオンの場合、対応する割引を差し引いた請求金額に対して税金が計算されます。これはたとえば英国で行われています。 このチェックボックスがオフの場合、対応する割引を差し引く前の請求金額に対して税金が計算されます。これは他のほとんどの国で行われています。 支払条件テキスト
このチェックボックスがオンの場合、テキストが支払条件にリンクされています。
スケジュール
支払スケジュール (tcmcs2620m000) セッションが開始されます。このセッションでは、支払条件にリンクされている支払スケジュールが表示されます。 支払条件にリンクされている支払スケジュールがない場合、このコマンドは使用できません。 支払スケジュールを支払条件にリンクさせるには、支払スケジュールヘッダフィールドで支払スケジュールヘッダ (tcmcs2120m000) セッションにズームします。支払スケジュールを選択したり、新規をクリックして新規支払スケジュールを定義したりできます。
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