関係会社間取引関係 360 (tcitr2300m000)セッションの目的: 関係会社間取関係と、リンクされた関係会社間取引シナリオ、関係会社間取引合意、およびオプションの関係会社間取引分類を表示およびメンテナンスします。 このセッションのヘッダセクションのフィールドは、目的の関係会社間取引関係を取得するための選択基準として使用します。ラインセクションには、一致する関係会社間取引関係が表示されます。 一致する関係会社間取引関係の 1 つの詳細を表示およびメンテナンスするには、このセッションのラインセクションで関係会社間取引関係を選択し、適切なメニューで次の選択をします。
エンティティ 関係会社間取引関係の開始側を構成するエンティティのタイプ 振替元運営会社
振替元エンティティフィールドのエンティティの運営会社
振替元エンティティ 関係会社間取引関係の開始側を構成するエンティティ
企業単位 関係会社間取引関係の開始側を構成する企業単位
財務会社 関係会社間取引関係の開始側を構成する財務会社
エンティティ 関係会社間取引関係の終了側を構成するエンティティのタイプ 振替先運営会社
振替先エンティティフィールドのエンティティの運営会社
振替先エンティティコード 関係会社間取引関係の終了側を構成するエンティティ
企業単位 関係会社間取引関係の終了側を構成する企業単位
財務会社 関係会社間取引関係の終了側を構成する財務会社
シナリオ 取得する取引関係に適用可能な関係会社間取引シナリオ
指定可能な値 関係会社間取引シナリオ
価格発生元 取得する取引関係に適用可能な関係会社間取引シナリオの関係会社間取引合意の価格発生元 指定可能な値 関係会社間取引価格発生元
関係会社間取引合意 取得する取引関係に適用可能な関係会社間取引シナリオの関係会社間取引合意
発効日 記述 現在の関係会社間取引関係の記述 振替元エンティティ 振替元運営会社 振替元エンティティ 振替元企業単位 振替元財務会社 振替先エンティティ 振替先運営会社 エンティティコード 振替先企業単位 振替元財務会社 検索順序 関係会社間取引関係を取得するために使用する検索優先順位。この優先順位はオーダに関係するエンティティに対応します。検索順序番号の値が小さいほど、検索優先順位は高くなります。つまり、取引単位タイプが詳細になるほど、優先順位が高くなります。検索順序番号の最初の桁は関係会社間取引関係の開始側を表し、2 番目の桁は終了側を表します。関係会社間取引パラメータ (tcitr0100m000) セッションの関係会社間取引関係の検索順序パラメータの設定によって、関係の開始側と終了側のどちらに優先順位を与えるかを決定します。 優先順位番号の構成 検索順序番号の最初の桁は関係会社間取引関係の開始側を表し、2 番目の桁は終了側を表します。各取引単位タイプには次の番号が割り当てられています。
関係を指定する場合の例: 取引分類 ABC の開始企業単位 EU 1 から任意の終了財務会社の場合、関係会社間取引関係の検索順序パラメータが開始に設定されているとき検索順序番号は 27 です。終了に設定されている場合、検索順序番号は 72 です。 シナリオ
エンティティとして定義されている組織の二者を含む、外部資材納入販売などの業務プロセス。関係会社間取引シナリオは、関係会社間取引合意にリンクされます。関係会社間取引シナリオおよび関係会社間取引合意は、関係会社間取引関係にリンクされます。
例
販売オフィス S1 と倉庫 W1 は組織 A の一部ですが、所在地の国が異なります。外部顧客への販売オーダを処理するため、S1 は W1 に対し、顧客に商品を納入するよう指示します。W1 は商品と出荷の原価を賄うため、S1 に内部請求を送ります。内部請求の金額は、販売オーダ価格に基づきます。 指定可能な値
注意
次の場合に、労務シナリオと経費シナリオは利用できません。
発効日 同一の取引シナリオが複数存在する場合は、最も新しい発効日のシナリオが有効になります。発効日が将来 (当日以降) の日付の取引シナリオは、その時点では有効になりません。 関係会社間取引合意
関係会社間取引シナリオの、関係会社間取引の詳細を含む属性。関係会社間取引合意は、関係会社間取引シナリオとともに、関係会社間取引関係にリンクされます。 該当する関係会社間取引シナリオと取引関係について、関係会社間取引合意は以下の役割を果たします。
例
販売オフィス S1 と倉庫 W1 は組織 A の一部ですが、所在地の国が異なります。外部顧客の宛先販売オーダを処理するため、S1 は W1 に対し、商品を顧客に出荷するよう指示します。W1 は商品と出荷の原価を賄うため、S1 に内部請求を送ります。内部請求の金額は、販売オーダ価格に基づきます。 価格発生元 選択した関係会社間取引シナリオの内部請求に使用する価格設定 指定可能な値
注意
使用可能な価格発生元は、選択した関係会社間取引シナリオによって異なります。詳細は、次の情報を参照してください: 関係会社間取引シナリオ 振替元タイプ 振替元関係会社間取引分類
エンティティまたは企業単位のグループを作成するために使用する、コードと記述で構成される属性。グループを作成するには、関係会社間取引分類に複数のエンティティや企業単位をリンクします。これらグループは、関係会社間取引関係を定義するために使用できます。
例
大規模国際組織には以下の企業単位が含まれます。 ヨーロッパ
アジア
取引分類ヨーロッパはヨーロッパ企業単位にリンクされ、取引分類アジアはアジア企業単位にリンクされています。たとえば、ヨーロッパとアジアとで以下の異なる取引合意を定義するため、取引合意を設定できます。
振替先タイプ 振替先関係会社間取引分類
エンティティまたは企業単位のグループを作成するために使用する、コードと記述で構成される属性。グループを作成するには、関係会社間取引分類に複数のエンティティや企業単位をリンクします。これらグループは、関係会社間取引関係を定義するために使用できます。
例
大規模国際組織には以下の企業単位が含まれます。 ヨーロッパ
アジア
取引分類ヨーロッパはヨーロッパ企業単位にリンクされ、取引分類アジアはアジア企業単位にリンクされています。たとえば、ヨーロッパとアジアとで以下の異なる取引合意を定義するため、取引合意を設定できます。
内部請求
このチェックボックスがオンの場合、内部請求を関係会社間取引処理で使用できます。 通貨発生元 通貨 関係会社間取引処理の通貨。通貨発生元が特定の場合に通貨が表示されます。 値下率 内部請求に対して値引する割合。たとえば、顧客の販売価格が EUR 100 で、値下率が 5% の場合、内部請求額は EUR 95 です。 次の場合にのみ使用できます。
値上率 内部請求に対して値上げする割合 次の場合にのみ使用できます。
値上額 内部請求に対して値上げする金額 これは、輸送シナリオと原価加算価格発生元にのみ適用可能です。 通貨 値上額の通貨
すべて 現在の取引関係に存在するすべてのシナリオを表示します。 有効 現在の取引関係に存在する有効なシナリオを表示します。 期限前 期限切ではない現在の取引関係に存在するシナリオを表示します。これには、有効および将来のシナリオがあります。
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