部署 (tcemm1124m000)

セッションの目的:  部署の企業モデル作成データを表示およびメンテナンスします。

次の処理を実行できます。

  • 必要ならば、部署 (tcmcs0165s000) セッションで部署の割当先にした企業単位を変更します。
  • 部署に関して中央購買請求書照合を使用する必要があることを示します。

このセッションを使用するには、あらかじめ部署 (tcmcs0565m000) セッションで部署のロジスティックデータを入力することが必要です。

 

運営会社
部署が所属する運営会社
部署タイプ
部署タイプによって、部署がコントロールできるオーダタイプと処理を決定します。

指定可能な値

部署タイプ

部署
特定のタスクを実行する会社の組織単位。たとえば、販売オフィスまたは購買オフィスなどを示します。部署には、その部署が発行するオーダに関する番号グループが割り当てられます。各部署で発生する会計取引の転記先財務会社は、その部署の企業単位によって判別されます。
企業単位
部署の割当先にする企業単位。部署が担当するオーダから発生する会計取引は、その部署の企業単位にリンクされている財務会社に転記されます。
注意

マルチサイト構造を設定すると、キーエンティティ、企業単位、および財務会社の間の既存リンクは次の理由により変更できません。

  • 損益に関する財務レポートに影響するため、企業単位を変更することは多くの国で違法となります。
  • 手続き上、企業単位を変更できるのは、該当する企業単位に関して未決済取引が存在しない場合に限られます。パフォーマンス上の理由から、LN では未決済取引に関してデータベース全体のチェックは行いませんが、常に未決済取引が存在しているものと想定しています。
関係会社間取引分類
エンティティまたは企業単位のグループを作成するために使用する、コードと記述で構成される属性。グループを作成するには、関係会社間取引分類に複数のエンティティや企業単位をリンクします。これらグループは、関係会社間取引関係を定義するために使用できます。

大規模国際組織には以下の企業単位が含まれます。

ヨーロッパ

  • 英国 (UK)
  • フランス
  • ベルギー

アジア

  • インド
  • 中国
  • 日本

取引分類ヨーロッパはヨーロッパ企業単位にリンクされ、取引分類アジアはアジア企業単位にリンクされています。たとえば、ヨーロッパとアジアとで以下の異なる取引合意を定義するため、取引合意を設定できます。

  • アジアからヨーロッパ
  • ヨーロッパからアジア
  • アジアからアジア
  • ヨーロッパからヨーロッパ