倉庫 (tcemm1112m000)

セッションの目的:  倉庫の企業モデル作成データを表示およびメンテナンスします。

次の処理を実行できます。

  • 倉庫を企業計画で使用する物流クラスタに割り当てます。
  • 必要ならば、倉庫 (tcmcs0103s000) セッションで倉庫を割り当てた企業単位を変更します。

このセッションを使用するには、倉庫 (tcmcs0503m000) セッションで倉庫のロジスティックデータを入力する必要があります。

 

運営会社
倉庫が属する運営会社
倉庫
商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。
クラスタ
企業計画で物流クラスタを使用する場合、これは倉庫のクラスタとなります。

倉庫が品目 - 計画 (cprpd1100m000) セッションのデフォルト倉庫として使用される場合、倉庫のクラスタは変更できません。

企業単位
倉庫の割当先にする企業単位。倉庫オーダから発生する会計取引は、倉庫の企業単位にリンクされている財務会社に転記されます。
注意

マルチサイト構造を設定すると、キーエンティティ、企業単位、および財務会社の間の既存リンクは次の理由により変更できません。

  • 損益に関する財務レポートに影響するため、企業単位を変更することは多くの国で違法となります。
  • 手続き上、企業単位を変更できるのは、該当する企業単位に関して未決済取引が存在しない場合に限られます。パフォーマンス上の理由から、LN では未決済取引に関してデータベース全体のチェックは行いませんが、常に未決済取引が存在しているものと想定しています。
関係会社間取引分類
エンティティまたは企業単位のグループを作成するために使用する、コードと記述で構成される属性。グループを作成するには、関係会社間取引分類に複数のエンティティや企業単位をリンクします。これらグループは、関係会社間取引関係を定義するために使用できます。

大規模国際組織には以下の企業単位が含まれます。

ヨーロッパ

  • 英国 (UK)
  • フランス
  • ベルギー

アジア

  • インド
  • 中国
  • 日本

取引分類ヨーロッパはヨーロッパ企業単位にリンクされ、取引分類アジアはアジア企業単位にリンクされています。たとえば、ヨーロッパとアジアとで以下の異なる取引合意を定義するため、取引合意を設定できます。

  • アジアからヨーロッパ
  • ヨーロッパからアジア
  • アジアからアジア
  • ヨーロッパからヨーロッパ