所有権登録レベル

以下のオプションにより、在庫にどのように所有権が登録されるかが決まります。

所有権登録の詳細については、倉庫管理での所有権登録の設定を参照してください。

  • 倉庫

    倉庫全体の在庫所有権登録。倉庫の全在庫が、1 つの特定の取引先によって所有されます。たとえば、通常顧客の拠点にある特定の倉庫で委託状態になっている在庫を所有する発注先に使用されます。

  • 保管場所

    保管場所別の在庫所有権登録。倉庫内の各保管場所に、特定の取引先が所有する在庫を収容できます。保管場所を取引先に割り当てることができ、特定の保管場所に保管されている在庫を、その保管場所に割り当てられている取引先が所有します。

  • 物的品目

    個々の品目別の在庫所有権登録。個々の品目について所有権を登録できるようにするには、扱い単位に品目を収容する必要があります。ただし、保管場所ゾーンといった、倉庫の下位区分については参照されないので注意してください。実際、扱い単位に収容される品目の所有者は、扱い単位が保管される保管場所の取引先と異なっていてもかまいません。

    また、扱い単位には、それぞれが異なる取引先によって所有される子扱い単位を含むこともできます。

  • 物的品目および保管場所

    保管場所および個々の品目別の在庫所有権登録。個々の品目について所有権を登録できるようにするには、扱い単位に品目を収容する必要があります。特定の保管場所に保管される扱い単位に収容される品目は、その保管場所に割り当てられている取引先によって所有されます。

  • 適用なし

    所有権登録は使用されません。