適合レポートのデータ設定

次に示す場合、発注先の敷地における品目の適合レポートが必須です。

  • 受取取引先が品目が基準に適合していることを検証できない場合、または設備、重要なゲージ、テスト設備の相関問題が存在する場合
  • 出荷品目が複数部品で構成された組立品であり、分解しない限り検証できない場合
  • 部品の外注/改善スケジュールが実現できる場合
  • ソース検査が発注先監査手順の一部である場合 (初回品検査など)

適合レポートは、購買のオーダタイプにのみ適用できます。

購買オーダラインが作成され、前述の理由により品目のソース検査またはサードパーティ検査が必要な場合、発注先でもそれらの検査が必要です。

マスタデータの設定

適合レポートを導入するには、次のデータを設定する必要があります。

ステップ 1. 

導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000) セッションで、[品質管理] チェックボックスがオンになっていることを確認します。

ステップ 2. 

品質管理パラメータ (qmptc0100m000) セッションで、デフォルトのオプションセットを指定します。この値が適合文書 (qmptc0191m000) セッションのデフォルト値になります。

ステップ 3. 

テストの組合せ (qmptc0119m000) セッションで、品目または 品目グループの [適合レポート] チェックボックスをオンにします。このチェックボックスがオンの場合、標準テスト手順を指定する必要はありません。適合レポートについてのみ、検査オーダが作成されます。

標準テスト手順も指定した場合、適合レポートとテスト手順について個別の検査オーダが作成されます。

ステップ 4. 

適合文書タイプ (qmptc0190m000) セッションで、適合文書タイプを指定します。文書タイプを使用することで、適合文書タイプを指定できます。

ステップ 5. 

適合文書 (qmptc0191m000) セッションで、適合文書を作成します。文書コードは、特徴 (qmptc0101m000) セッションに定義された品目の特徴を示します。

注意: 適合文書セット (qmptc0192m000) セッションで、複数の文書を文書セットにリンクできます。

ステップ 6. 

適合レポート (qmptc0194m000) セッションで、適合レポートコードを作成します。購買オーダおよび購買契約の処理時にこのコードが参照されます。このコードは、任意の適合文書セットにリンクできます。

サードパーティ取引先がこの文書を承認する場合、その取引先をこのセッションで指定します。

適合コードは、初回品検査ルール (qmptc0116m100)、品目 - 購買 (tdipu0101m000)、または品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000) の各セッションの [適合レポート] フィールドに指定できます。