初回品検査初回品検査は、製造時に設計および仕様の要件を満たしているかどうかを検証し、後の段階での仕損や再作業を防止する機能的な検査処理です。 初回品検査の導入は、部分的でも、全数 (全数初回品検査) でも可能です。全数初回品検査は、新製品の導入時に適用できます。 部分初回品検査は、次の場合に適用できます。
部分初回品検査では、変更した機能、または製造処理や文書処理に対する変更についての初回品検査レポートのみが必要です。 初回品検査は、次のオーダ発生元に適用できます。
マスタデータの設定 マスタデータの設定は、品目に対する初回品検査機能を有効にして、品目と指定の取引先、出荷先倉庫、および標準テスト手順をリンクする初回品検査ルールを作成するために使用されます。Infor LN では、品目、改訂、有効化コード、取引先、出荷先倉庫、および計画入庫日が組合せとして参照されます。 ステップ 1. 品質管理パラメータ (qmptc0100m000) セッションの初回品検査文書シリーズフィールドに値を指定します。初回品検査文書番号はこの連番から開始されます。 ステップ 2. 品目 - 品質データ (qmptc0118m000) セッションで、初回品検査を有効にする品目を定義し、初回品検査必須チェックボックスをオンにします。このセッションでは、初回品検査ルールの所有者も指定できます。 注意: 品目グループについて初回品検査を有効にするには、品目 - 品質デフォルト (qmptc0117m000) セッションの初回品検査必須チェックボックスをオンにします。 ステップ 3. テストの組合せ (qmptc0119m000) セッションで、品目に標準テスト手順をリンクします。品目を品質グループにリンクすることもできます。 ステップ 4. 初回品検査ルール (qmptc0116m100) セッションで、購買、購買スケジュール、または生産 (JSC) の発生元と、指定した組合せデータに対する初回品検査を作成します。 注意: 初回品検査ルールは、初回品検査文書の作成トリガとして機能します。
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