不適合レポートおよび処分処理不適合レポート (NCR) 機能を使用すると、品目または資材の検査時 (品質または倉庫検査)、または資材の移動時や在庫時に検出された不適合資材を報告できます。材料は、品目が関連する仕様や設計図に従っていることを検証するために検査されます。資材検査処理で不適合が検出された場合、材料がすぐに分離されます。 この処理は、購買した材料、製造オーダ向けに出庫された材料、製造オーダからの完成品、販売オーダ向けに出庫された材料などに適用されます。 不適合レポートは、次のオーダ発生元に関して生成されます。品質管理の一部として実施される品質検査を含む場合も、含まない場合もあります。
不適合レポートは次の処理から生成できます。
不適合レポートを作成するには 不適合レポートを作成するには、次のステップを実行します。 ステップ 1. 不適合レポートの生成 不適合レポート (qmncm1100m000) セッションを使用して、NCMR の詳細をメンテナンスします。オーダ発生元に基づいて、Infor LN にオーダの詳細が表示されます。 不適合レポートをマニュアルで作成する場合は、オーダ発生元を入力します。
不適合レポートは、オーダ発生元に関係なく、オープンの状況で作成されます。 トレーサビリティを維持するために、2 つの 不適合レポートの親子関係を定義できます。[NCR の分割] オプションを使用した場合、既存の不適合レポートが親として、その後の不適合レポートが子として参照されます。 不適合レポートがマニュアル以外で生成される場合、オーダの詳細はオーダ発生元に基づく値になります。 複数のロット番号またはシリアル番号を選択して、個々の不適合レポートにリンクすることができます。 ステップ 2. 不適合レポートの提出 不適合レポート (qmncm1100m000) セッションで [NCR の提出] オプションを使用して、完全性チェック、工順決定、および不適合資材処分の担当者の指定を行うために不適合レポートを提出します。不適合レポートのデフォルトの所有者や、デフォルトの再審委員会 (MRB) を変更できます。 データを変更するには、不適合レポートの状況を提出済からオープンに変更します。 ステップ 3. 不適合レポートの割当 不適合レポート (qmncm1100m000) セッションの [NCR の割当] オプションを使用して、状況が提出済の不適合レポートを割り当てます。 再審委員会の所有者により推奨された変更を組み込むには、状況を割当済から提出済に変更します。 ステップ 4. 不適合レポートの処分 不適合レポート (qmncm1100m000) セッションの [詳細] タブで、責任者/所有者が資材の不適合を調査し、必要な場合は不適合レポートを別の所有者または再審委員会に再度割り当てます。 不適合レポートには、次の事前定義処分を設定できます。
状況が処分済の不適合レポートを前の状況に戻すことはできません。 ステップ 5. 不適合レポートのクローズ [NCR のクローズ] を選択して不適合レポートをクローズします。状況が自動的にクローズになります。
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