購買品目の検査検査機能を使用して品目を購買する場合、Infor LN により各入庫の検査オーダが作成されます。検査オーダを使用して、購買品目の品質をテストするためのデータを定義できます。 検査データを設定するパラメータ 品質管理パラメータ (qmptc0100m000) セッションを使用して、品質検査のパラメータを定義します。このセッションでは、次の操作を実行します。
調達から検査オーダを開始するには ステップ 1. 購買オーダの作成 購買オーダは、購買オーダ - ライン(tdpur4100m900) セッションで作成できます。
ステップ 2. 購買オーダの承認 購買オーダ - ライン(tdpur4100m900) セッションの承認オプションを使用して、オーダを承認します。購買オーダの承認は、購買オーダ手順で必須のステップです。オーダ購買活動の実行は、ユーザがオーダを承認したときに開始します。 ステップ 4. 入庫のメンテナンス 入庫 (whinh3512m000) セッションで入庫データを入力します。 ステップ 6. 生成検査オーダの確認 オーダ検査 (qmptc1120m000) セッションで生成された標準検査オーダを確認します。検査オーダは、検査が処理されるまで、このセッションでメンテナンスできます。 ステップ 7. 検査オーダラインのメンテナンス 検査オーダライン (qmptc1101m000) セッションを使用して、検査オーダラインをメンテナンスします。様相と特徴の組合せごとに、検査ラインが定義されます。この特徴に関連するデータは、特定の検査オーダ用に変更することができます。 ステップ 8. サンプルのレビュー 検査オーダごとに、検査オーダサンプル (qmptc1110m000) セッションを使用してサンプルサイズと日時が異なるさまざまなサンプルをレビューします。Infor LN は、すべてのサンプルの合計がサンプルサイズに一致するかどうかをチェックします。 ステップ 9. テストデータの入力 検査オーダテストデータ (qmptc1115m000) セッション (特徴別) または [サンプル - シリアル番号別テストデータ] (qmptc1116m000) セッション (シリアル番号別) でテストデータを入力します。テストデータを入力するセッションは、品質管理パラメータ (qmptc0100m000) セッションの設定によって決まります。Infor LN は、その固有の特徴に定義された全体的な結果を生成します。 ステップ 10. オーダ検査の完了 検査処理は、オーダ検査の完了/処理 (qmptc1202m000) セッションを使用してオーダ、発生元、または保管ごとに完了できます。検査オーダが完了に設定されると、LN はすべてのテストデータが定義されているかどうかをチェックします。まだ入力されていないテストデータがある場合は、検査オーダは完了できません。 LN では、テストデータが定義された後のみオーダの検査処理を完了できます。 ステップ 11. 検査オーダの処理 検査オーダを処理 (qmptc1204m000) セッションで、検査オーダ、発生元、保管検査別に検査オーダを処理します。 ステップ 12. 購買品目の承認または不合格 サンプルサイズ中の良品および不良品を評価します。この評価に基づいて、実際の承認数量および不合格数量が計算されます。これらの承認数量と不合格数量は、テストグループ (qmptc0136m000) 詳細セッションで指定された合格品質基準 (AQL) と比較されます。承認数量の割合が AQL 未満の場合は、オーダ全体またはロット全体が不合格となります。連続サンプリングの場合は、オーダの一部分、つまり頻度フィールドに表示された数量が不合格となります。 検査結果は、倉庫検査概要 (whinh3122m000) セッションに表示されます。倉庫検査 (whinh3122m000) セッションを使用して、商品を承認、不合格、または破棄できます。 ステップ 13. 実際検査結果の確認 オーダ検査 (qmptc1120m000) セッションを使用して実際の検査結果を確認します。推奨承認数量 (承認数量) フィールドおよび推奨不合格数量 (不合格数量) フィールドに表示される推奨数量は、検査オーダが処理された後に保存されます。 ステップ 14. 検査オーダのクローズ オーダ検査 (qmptc1120m000) セッションを使用して、検査オーダをクローズします。クローズする必要がある発生元オーダを選択します。特定メニューから検査オーダをクローズします。状況が処理済に設定されます。
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