複数輸送手段 - 積荷別委託された商品は多くの場合、セグメント化した輸送手段、たとえばトラックとトレーラの組合せや数台の車両を牽引する機関車で輸送されます。このような場合には、輸送手段を構成する一部またはすべてのセグメントに対して輸送計画を実行したい場合があります。 輸送では、各輸送オーダラインに対して、個別の輸送手段で輸送を行うか、セグメント化した輸送手段で輸送を行うかを指定できます。 個別輸送手段を選んだ場合、輸送手段グループを輸送オーダラインに追加できます。輸送手段を輸送オーダラインに追加した場合、輸送は、この輸送手段を積荷構築処理で生じた積荷に割り当てようとします。詳細は、次の情報を参照してください: 輸送手段グループの使用、輸送手段選択、および輸送オーダグループ セグメント化した輸送手段を選んだ場合、輸送手段の組合せを輸送オーダラインに追加できます。輸送手段の組合せには各種の個別輸送手段を含むことができます。これは輸送手段の組合せの設定方法に依存します。その結果、輸送は、複数の輸送手段を積荷構築処理で生じた各積荷に割り当てることができます。
注意
輸送手段グループまたは輸送手段の組合せのどちらか一方を輸送オーダラインに付加できます。両方を付加することはできません。 輸送手段グループまたは輸送手段の組合せを輸送オーダラインに挿入しない場合、積荷構築エンジンが、設定されているデータにもとづいて輸送手段グループまたは輸送手段の組合せを選択します。まず、積荷構築エンジンは適切な輸送手段グループを検索します。輸送手段グループが見つからなかった場合、運送業者に定義されているデフォルト輸送手段グループが取得されます。デフォルト輸送手段グループの定義がない場合、積荷構築エンジンは輸送手段の組合せを検索します。見つからない場合、運送業者に定義されているデフォルトの輸送手段の組合せが取得されます。積荷構築エンジンについての詳細は、積荷構築処理を参照してください。 輸送手段の組合せは輸送オーダクラスタでも使用できます。輸送手段の組合せは、輸送オーダクラスタの生成で使用される基準の 1 つです。 輸送手段の組合せ 輸送手段の組合せは車両の組合せを構成します。これは各種セグメントで構成されます。たとえば、トラックとトレーラの組合せ、または数台の車両を牽引する機関車があります。輸送手段の組合せを構成するセグメントを指定するには、車両タイプおよび/または輸送手段を付加する必要があります。 車両タイプ 車両タイプは匿名の、すなわち一意的に識別できない車両のタイプです。車両タイプごとに、輸送手段の組合せで使用する車両の数を指定する必要があります。たとえば、1 台の機関車と 5 台の車両から構成される輸送手段の組合せでは、車両タイプ CAR には 5、LOC には 1 を挿入する必要があります。 輸送手段 輸送手段は輸送が積荷構築の際に利用性チェックを実行できる、一意的に識別可能な車両を参照します。一意的に識別可能なセグメントを定義するには、輸送手段と車両タイプを輸送手段の組合せに追加する必要があります。たとえば、組み合わせた輸送手段が 1 台の機関車と 5 台の車両で構成されていて、この機関車に対して利用性チェックを有効にしたい場合、輸送手段 LOCOMOTIVE AX00023 および車両タイプ LOC をその機関車に挿入できます。詳細は、次の情報を参照してください: 輸送手段の組合せを設定するには 1 つの輸送手段の組合せに複数の輸送手段を追加できます。したがって輸送は 1 つの積荷を輸送するのに複数の輸送手段を計画できます。 輸送手段の組合せを設定するには 輸送手段の組合せを設定するには、以下の手順に従います。
| |||