ストップの積荷日と荷降日フィールドストップの積荷日と荷降日のフィールドの値は、使用された計画方法、適用可能なタイムウィンドウなどのさまざまな要因により決まります。 最小積荷日 計画方法が直接出荷の場合、運送の積荷ストップは 1 つだけです。このような場合、現在のストップの最小積荷日は、現在のストップで積み込まれる輸送オーダの最早積荷日から求められます。 積荷計画 2 では、統合計画方法が使用されます。 輸送オーダが統合またはプールされた場合、輸送経路で複数の積荷ストップがカバーされます。 輸送経路の先頭の積荷ストップまたは唯一の積荷ストップの場合は、このストップで積み込まれる輸送オーダの最早積荷日から最小積荷日が求められます。 積荷ストップの前に 1 つまたは複数のストップがある場合は、最初の最小積荷日に、ストップのタイムウィンドウも含めた、最初のストップからそれ以降のストップまでの運送時間を加えた合計から最小積荷日が求められます。 輸送オーダのいずれにも積荷ストップが一覧表示されていない場合は、ストップのカレンダーによってストップのタイムウィンドウが決まります。積荷計画 3 のロッテルダムやシーアネスのようなプール地点または物流地点の場合、輸送オーダにストップは一覧表示されません。たとえば、積荷計画 3 の最後の積荷ストップ、シーアネスは物流地点であり、積荷計画 3 がもとづく輸送オーダ 004 または 005 に一覧表示されている出荷元住所または納入住所のいずれでもありません。 積荷ストップ、シーアネスの最小積荷日は、輸送オーダ 004 および 005 の最早積荷日である 07:00 に次のストップまでの運送時間を加えることで計算されます。
最小荷降日 荷降ストップの最小荷降日は、輸送経路の最初の積荷ストップの最小積荷日、最初の積荷ストップからそれ以降の荷降ストップまでの運送時間、およびストップの荷降タイムウィンドウから計算されます。 ストップのタイムウィンドウは、輸送に該当する輸送オーダのタイムウィンドウ、または輸送オーダに一覧表示されていないプール地点または物流地点のカレンダー時間です。 たとえば、積荷計画 1 の運送 000000000150 では、最初のストップである所有倉庫の最小積荷日は 07:00 です。積荷ストップである所有倉庫から荷降ストップである顧客 A までの運送時間は 1 時間 19 分です。 このため、最小荷降日は 07:00 + 79 分 = 08:19 となり、これは荷降ストップのタイムウィンドウ (荷降ストップのタイムウィンドウの範囲は 08:00 ~ 22:00) 内です。 たとえば、積荷計画 3 の運送 000000000156 では、最初の積荷ストップである所有倉庫からルートンの最後の荷降ストップまでのタイムウィンドウを含む合計運送時間は 13 時間 19 分になります。
このため、計算された最小荷降日は 20:19 になります。ただし、ルートンの荷降タイムウィンドウ (輸送オーダ 004 の最早荷降日と最遅荷降日) は 08:00 ~ 17:00 です。計算された最小荷降日がストップのタイムウィンドウ内でない場合は、最も近いタイムウィンドウ境界が使用されます。 したがって、最も近いタイムウィンドウ境界である翌日の 08:00 が最小荷降日とみなされます。
注意
これらの例では、積荷計画に含まれる住所に対して住所リードタイムは定義されていません。 このため、一方の最小積込日および最小荷降日ともう一方の最大積込時間および最大荷降時間に差異がありません。 最大積荷日 積荷ストップの最大積荷日を計算するには、積荷構築エンジンは輸送経路の最後の荷降ストップの最大荷降日から計算を始めます。 このストップから、積荷構築エンジンはその 1 つ前の積荷ストップまでの運送時間を順に引いて、輸送経路の最初の積荷ストップに到達するまで逆算します。 最後の荷降ストップの最大荷降日は、最後の荷降ストップで荷降しされる輸送オーダの最遅荷降日となります。 たとえば、積荷計画 1 の運送 000000000150 では、積荷ストップから荷降ストップまでの運送時間は 1 時間 19 分です。 荷降ストップの最遅荷降日は 22:00 なので、最大積荷日は 22:00 - 79 分 = 20:40 になります。 たとえば、積荷計画 3 の運送 000000000156 の荷降ストップであるルートンでは、最遅荷降日は 17:00 です (これが、輸送オーダ 004 の最遅荷降日になります)。 運送 000000000154 の最初の積荷ストップであるハーグの最大積荷日を計算するには、LN はルートンからハーグまでのストップの総運送時間を引きます。 計算された最大積荷日は 02:41 になります。ただし、ハーグの積込タイムウィンドウ (輸送オーダ 004 の最早積荷日と最遅積荷日) は 07:00 ~ 22:00 です。計算された最大積荷日がストップのタイムウィンドウに収まらない場合は、最も近いタイムウィンドウ境界が使用されます。 したがって、最も近いタイムウィンドウ境界である前日の 22:00 が最大積荷日とみなされます。
最大荷降日 最後の荷降ストップの最大荷降日から輸送経路の最初の荷降ストップの最大荷降日まで、荷降ストップの最大荷降日が逆算されます。 最後の荷降ストップの最大荷降日は、最後の荷降ストップで荷降しされる輸送オーダの最遅荷降日となります。 最後の荷降ストップの最大荷降日から、タイムウィンドウを含む運送時間を引くことで、直前のストップの最大荷降日が計算されます。 たとえば、積荷計画 3 の運送 000000000156 の荷降ストップであるルートンでは、最遅荷降日は 17:00 です (これが、輸送オーダ 004 の最遅荷降日になります)。 運送 000000000154 の最初の荷降ストップであるロッテルダムの最大荷降日を計算するには、LN はルートンからロッテルダムまでのストップの総運送時間を引きます。 以下のようになります。
最適日 積荷ストップでは、最適日は出荷の計画積荷日になります。 荷降ストップでは、最適日は出荷の計画荷降日になります。 積荷計画に選択された計画日決定要素オプションに応じて、最適日が計算されます。 ストップの最適日を計算するために、計画日決定要素オプションは、積荷計画に含まれる輸送オーダの荷降日、および積込ストップから荷降ストップまでの輸送時間を使用します。
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