出荷差異の請求金額の再計算

出荷差異の再計算パラメータは、輸送オーダラインの輸送請求額をどのように再計算するかを制御します。 輸送請求額が計算されているオーダ数量よりも商品の出荷数量が下回っている場合、または過剰納入が発生した場合、輸送請求額を再計算する必要があります。

積込、輸送、および荷降のときに、積込時の破損や輸送能力が十分でないなどさまざまな理由で、輸送する商品の数量が変わることがあります。同じように、過剰納入が発生する場合もあります。 たとえば、顧客が特定の品物を 14 個注文したにも関わらず、15 個入りの箱単位で納入されるという場合があります。そのような場合、組織が請求額を再計算できるようになっている必要があります。

以下の再計算の設定を使用できます。

  • 自動
  • 手動
自動

請求方法がクライアントレートの場合

請求額が自動的に再計算されます。

請求方法が輸送費または輸送費 (更新可能)の場合

輸送オーダラインから作成された積荷または出荷の見積原価が自動的に再計算され、輸送請求情報 (fmfri0110m000) セッションの請求額フィールドが更新されます。

マニュアル

請求方法がクライアントレートの場合

輸送請求情報 (fmfri0110m000) セッションの請求額を再計算チェックボックスが自動的にオンになります。 このため、最善の結果を得るには請求額を再計算する必要がありますが、請求額をマニュアルで変更することも、請求額を変更しないこともできます。

請求方法が輸送費または輸送費 (更新可能)の場合

出荷ラインの請求書金額の再計算チェックボックスがオンになり、これにより輸送請求情報 (fmfri0110m000) セッションの請求額を再計算チェックボックスがオンになります。

輸送請求情報 (fmfri0110m000) セッションの請求額結合チェックボックスがオンの場合、パラメータ値は無視されます。このため、再計算を行うことはできません。

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